2022年4月30日土曜日

2022 INDYCARレポート R4 ホンダ・インディー・グランプリ・オヴ・アラバマ Day1 プラクティス1:バーバー・モータースポーツ・パークでのプラクティス1、トップ・タイムはコルトン・ハータ

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 ハータ、計測5周目にトップタイムをマーク


 NTTインディーカー・シリーズ第4戦ホンダ・インディー・グラン・プリ・オヴ・アラバマは今シーズン最初のロードコース・イヴェントだ。今日、金曜日は午後3時からプラクティス1が45分間行われ、全長2.3マイルのツィスティーなロードコースでコルトン・ハータ(アンドレッティ・オートスポート・ウィズ・カーブ・アガジェニアン)がトップ・タイムをマークした。15周を走った彼は5周目にベストとなる1分06秒5149を記録した。


「多くをトライした成果がでている」と語るハータ

 フル・シーズン参戦4年目になるハータだが、まだバーバー・モータースポーツ・パークでは一度も表彰台に上ることができていない。マシン・トラブルや、他車の起こしたアクシデントに巻き込まれる不運に見舞われてのことだ。今週末、このコースで初、そして今シーズン初のポディウム・フィニッシュはなるか。
 「マシンがとても良い仕上がりになっていて、とてもハッピーだ。テストを行い、多くをトライした成果が出ている。ロングビーチは自分たちにとって良いレースとできなかったので、こうしてまたセッションでトップに立つことができたのは良いこと」とハータは話した。


2番手以下はパロウ、ロッシ、グロジャン
ホンダが1-3位独占!シヴォレー最上位はマクロクリン


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 開幕戦だった昨年のバーバーでキャリア初優勝を飾り、初のシリーズ・タイトル獲得へと突っ走ったアレックス・パロウ(チップ・ガナッシ・レーシング)が今日のプラクティス1では2番時計だった。ハータとの差は僅かに0.0508秒の1分06秒5657を彼はマークした。
 3番手はアレクサンダー・ロッシ(アンドレッティ・オートスポート)=1分06秒6657。パロウとの差はちょうど0.1秒。
 4番手はロマイン・グロジャン(アンドレッティ・オートスポート)の1分06秒7046。ホンダ勢がトップ4を占めた。
 シヴォレー最速となる5番手につけたのは開幕戦ウィナーのスコット・マクロクリン(チーム・ペンスキー)。ベスト・タイムは1分06秒8705。
 6番手はスコット・ディクソン(チップ・ガナッシ・レーシング)=1分06秒9251。シリーズ・チャンピオンに6回なっている彼だが、バーバー・モータースポーツ・パークでは6回の2位、去年のものを含めた4回の3位フィニッシュを記録しているものの、まだ優勝はない。


アンドレッティ勢、トップ4に3人
ガナッシはトップ10に3人!
しかしペンスキー勢トップ10はマクロクリンのみ

 昨年のバーバーでポール・ポジションを獲得したパト・オーワード(アロウ・マクラーレンSP)=1分06秒9838で今日は7番手だった。
 奮闘が目立ったのはルーキーのカルーム・アイロット(フンコス・ホリンジャー・レーシング)。ルーキー・セットを使えるアドヴァンテージを活かして1分07秒0861をマークして8番手にに食い込んだ。
 9番手はマーカス・エリクソン(チップ・ガナッシ・レーシング)で、10番手はリナス・ヴィーケイ(エド・カーペンター)だった。

シヴォレー勢とペンスキーを代表するかのように孤軍奮闘するマクロクリン Photo:Penske Entertainment (Joe Skibinski)クリックして拡大

 アンドレッティ軍団がトップ4に3人を送り込み、ガナッシ勢は3人がトップ10に入った。逆に開幕3連勝中のチーム・ペンスキーはトップ10に1人しか入れず、開幕から3連勝中のシヴォレーはトップ10に3人が入っただけだった。2011、2012年に2連勝しているウィル・パワー(チーム・ペンスキー)は16番手。第2戦テキサス、第3戦ロングビーチと連勝してポイント・リーダーのジョセフ・ニューガーデン(チーム・ペンスキー)も18番手だった。彼もまたバーバーでは2017、2018年に連勝を記録しているのだが……。

佐藤琢磨、22番手とスロースタートに

 2016年ウィナーのシモン・パジェノー(メイヤー・シャンク・レーシング)は21番手。2019年ウィナーの佐藤琢磨(デイル・コイン・レーシング・ウィズRWR)も22番手と出遅れた。

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  「マシンに安定感はあるんだけれど、スピードが足りていない。明日に向けてはセッティングは大手術が必要ですね」と琢磨はコメントした。
以上

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