2015年8月2日日曜日

2015 INDYCAR 佐藤琢磨コメント R14 ホンダ・インディー200・アット・ミド-オハイオ Day2 プラクティス3:「今のセッションはグリップ感がなかったです。もっと食いついていてもよかったんだけど」

100戦ということで日本からも数多くのファンがミド‐オハイオに詰めかけた Photo:INDYCAR (Chris Jones)
「予選を意識してスピードを求めたセッションでした」
Jack Amano(以下――):19人もが1分5秒台に入りました。とても良いコンディションになっていたのでしょうか?

佐藤琢磨:今日は確かに少し涼しかった。それも影響していたでしょう。でも、昨日言っていた通り、今日は更に路面が良くなっていました。今日の最初のころは路面があまり良くなかったけれどね。
――クルマの仕上がり具合は?

佐藤琢磨:いやぁ、どうだろう? 周りが上がって行ったのに対して、自分たちは自分たちなりに上がったんだけれど伸びしろとしてはそんなに大きくなかったのかな……ということかもしれない。

――予選については、どのぐらい意識していたセッションだったのでしょう?
佐藤琢磨:もうすべて。スピードを求めたセッションとしていました。予選を意識して。

「今はブラックのセッティングをよくすることが必要」

――今日は午前中は少し涼しかった。午後も同じ傾向となる可能性がありますが?
佐藤琢磨:昨日ほど温度は上がらないにせよ、今よりは多少暑くなると思うので、レッド・タイヤになってタイムが良くなる分が相殺されて、今のセッションよりちょっとだけ速くなるってことなのかな? でも、ちょっと前との間に差がありますね、今日は。昨日はコンマ2秒ぐらいのところにつけてたけど、今朝は離れちゃったので……どうだろう? 今のセッションではグリップ感がなかった。もっと食いついてもいいはずだったんだけど……。

――では、レッド・タイヤの高いグリップに合わせたセッティングのアジャストっていうのは、なかなか難しくなりそうですね?

佐藤琢磨:そうですね。ブラック装着でセッティングが完成していればレッドへも簡単にアジャストができるんですけど、今日はブラックでのセッティングが完璧じゃないので、それを先ず良くすることが必要で、それを見越してレッドのグリップに合わせたセッティングへの変更もやらないといけないから、結構大変です。それでも、セッティングがうまく行くことを願ってます。
以上

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