2023年4月17日月曜日

2023 INDYCARレポート R3 アキュラ・グランプリ・オヴ・ロングビーチ Race Day ウォームアップ:ウォーム・アップはニューガーデンがトップ・タイム

 

 

 

ファスト6進出を逃したニューガーデンだったが、ウォームアップでも上位につけていたカークウッドらホンダ勢をセッション終盤一気に逆転 Photo:Penske Entertainment (Joe Skibinski)

気温、路温がぐっと下がったウォームアップ
終了間際にニューガーデンがオルタネートでトップタイム!

 第48回アキュラ・グラン・プリ・オヴ・ロング・ビーチの決勝日。午前9時から30分間のウォーム・アップ・セッション=ファイナル・プラクティスが行われ、予選8位だったジョセフ・ニューガーデン(チーム・ペンスキー/シヴォレー)が最速ラップとなる1分06秒5611をセッション終了間際に記録した。装着タイヤはオルタネート。空は雲に覆われており、気温はそのセッション終了時点でもまだ14℃と低いままで、路面も22℃と冷たかった。決勝は午後12時45分スタート予定。気温はこの2日間より若干だが高い20度ほどになるとの予報が出ていて、日が照れば路面も昨日までと同じく40℃以上まで上がるだろうから、コンディションはこのセッションとは大きく異なるものになる。ウォーム・アップで得た情報を基にセッティングに調整を施しての戦いとなる。

カークウッド、ウォームアップでも好調を維持

 キャリア初のポール・ポジションを獲得したカイル・カークウッド(アンドレッティ・オートスポート/ホンダ)がセッションの大半でトップにいた。ベストはオルタネート・タイヤで出していたが、昨日手に入れた勢いを保っている印象だった。彼からトップを奪った最初のドライヴァーは彼のチームメイトで、予選7位だったコルトン・ハータ(アンドレッティ・オートスポート・ウィズ・カーブ・アガジェニアン/ホンダ)だった。こちらも装着タイヤはオルタネートだった。
 その後、予選5位だったスコット・ディクソン(チップ・ガナッシ・レーシング/ホンダ)がプライマリー・タイヤで1分07秒0286を出して2番手に来て、もう残り時間があと僅か……となったところでアレクサンダー・ロッシ(アロウ・マクラーレン/シヴォレー)がオルタネート・タイヤで1分06秒7540を出してトップに立ち、さらにその直後、ニューガーデンがトップの座をさらい、ほんの少し前までホンダの1−2だったのが、シヴォレーの1−2に変わった。

 
 ウォーム・アップのファイナル・スタンディングは以下の通り。
1 ニューガーデン    1分06秒5611
2 ロッシ      1分06秒7540
3 ハータ      1分06秒8118
4 ディクソン      1分07秒0286
5 カークウッド     1分07秒0492
6 シモン・パジェノー(メイヤー・シャンク・レーシング/ホンダ)
      1分07秒1783
7 ヴィーケイ     1分07秒2746
8 マーカス・エリクソン(チップ・ガナッシ・レーシング/ホンダ)
      1分07秒2926
9 アレックス・パロウ(チップ・ガナッシ・レーシング/ホンダ)
      1分07秒3403
10 スコット・マクロクリン(チーム・ペンスキー/シヴォレー)   
  1分07秒3574

 パト・オーワード(アロウ・マクラーレン/シヴォレー)は14番手、ロマイン・グロジャン(アンドレッティ・オートスポート/ホンダ)は19番手、フェリックス・ローゼンクイスト(アロウ・マクラーレン/シヴォレー)は23番手、ウィル・パワー(チーム・ペンスキー/シヴォレー)は25番手だった。
以上

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