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| 見慣れたパワーのポールポジション獲得だが、実はスゴイこと。 Photo:INDYCAR(Chris Jones) |
予選でファイナルに進めるのは6人だけだが、今年の3レースで3回ともファイナルに進んだのはパワーのほかに何人いて、それは誰?
答えはひとりで、それはジャスティン・ウィルソン。
チーム・ペンスキーの3人のうちでもファイナル皆勤賞は、まだ3戦しか終わってないのにひとりだけ、チップ・ガナッシ・レーシングは本家のふたりですら3回のファイナル進出を果たせていない。それを考えるとウィルソンのここまでの戦いぶり、素晴らしいですね。残念なのは、彼のレースが3戦とも惨憺たる結果になっているところ。ロングビーチでは序盤にヘアピンで追突されて、スピンさせられていた。
今年の驚きは、フランキッティが3戦のうち2戦で予選のファイナルに進めてないところ。バーバー、ロングビーチと続けてファイナルをギリギリ逃す7位に。それとは対照的にオリオール・セルビア(ニューマン・ハース・レーシング)はこの2戦でファイナルへと駒を進めている。
予選ファイナル進出を達成できているのは5チームだけで、3戦でのべ何名がファイナルまで進出できたかを見ると、ペンスキー=7人、ドレイヤー&レインボールド=3名、ガナッシ=3名、アンドレッティ=3名、ニューマン・ハース=2名という数字になる。ペンスキーが予選のスピードで明確なリードを持っていて、その下に実力拮抗したチームが並んでいるという状況が見える。以下は開幕3戦の予選結果の早見表。ドライバーの横の数字は、セント・ピータースバーグ-バーバー-ロングビーチでの予選順位。
| 各ドライバーの第3戦までの予選順位 | ||
|---|---|---|
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| パワー | 1-1-1 | 3連続ポールとブッチギリ飛び抜けてるパフォーマンス |
| フランキッティ | 2-7-7 | 2回もファイナル出れず |
| ディクソン | 3-3-8 | |
| コンウェイ | 4-16-3 | 常設ロードコースでアンドレッティはイマイチか |
| ブリスコー | 5-2-12 | |
| ウィルソン | 6-5-5 | 3回ともファイナル進出はパワーとこの人だけ |
| アンドレッティ | 7-9-14 | |
| カナーン | 8-24-10 | |
| カストロネベス | 9-4-6 | |
| タグリアーニ | 10-12-9 | |
| 佐藤 | 11-11-22 | ロングビーチの22位はアクシデントでベスト2ラップ没収のため |
| レイホール | 12-10-16 | |
| メイラ | 13-19-13 | |
| ハンター-レイ | 14-17-2 | |
| セルビア | 15-6-4 | 去年1年休んでたのにファイナル2回進出はお見事 |
| マトス | 16-14-19 | |
| 17-13-18 | ||
| ブルデイ | 18-20-21 | チャンプカー王者でF1経験があっても苦戦中 |
| パトリック | 19-22-20 | こんな位置で安定してちゃ困る |
| ベアトリス | 20-不出場-26 | |
| ビソ | 21-18-17 | |
| ジェイクス | 22-25-23 | |
| キンボール | 23-21-24 | |
| サーベドラ | 24-26-15 | ロングビーチでの奮闘はレッドでプラクティス走り込みの成果か |
| ヒルデブランド | 25ー15ー27 | |
| ヒンチクリフ | 不出場-8-11 | |
| パジェノー | 不出場-23-不出場 | |
| トレイシー | 不出場-不出場-24 | |

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