2012年4月8日日曜日

2012 INDYCAR インサイド情報&ニュース:4月4日 テキサスでルーキーテスト開催

テストに参加したニューガデン
Photo:INDYCAR\LAT USA
ホンダユーザー2チーム3選手が参加

 4月4日、テキサス州フォート・ワース郊外のテキサス・モーター・スピードウェイ(全長1.5マイル)でインディーカーによるルーキーテストが開催され、ジョセフ・ニューガデン(サラ・フィッシャー・ハートマン・レーシング)とシモン・パジェノー(シュミット・ハミルトン・モータースポーツ)、そして、USACのオーバルレース出身のブライアン・クロウソンが参加し、この3人は今後のオーバルレースに出場する権利を取得した。
「初めてのオーバル体験はとても楽しかった。最初は単独走行で、パックで走るより断然簡単だった。しかし、私が安心して走れたのは、そうなるようにエンジニアが頑張ってくれていたおかげだ。今回のテストは、オーバルでのマシンがどのようなものなのかを感じ取ること、マシンを理解することが目標。インディー500の前に経験を積んでおくことは大きな意味がある。まだ私は勉強を始めたばかりだけれど、良いスタートが切れたと感じられ、とてもエキサイトしている」とパジェノーは語った。


クロウソンはUSAC出身のカリフォルニアン
クロウソンは生粋のオーバルレーサーだ。
Photo:INDYCAR(Dan Helrigel)
 クロウソンのマシンを用意したのはニューガデンと同じサラ・フィッシャー・ハートマン・レーシングだった。彼は今年のインディー500に同チームから出場することを目指している。カリフォルニア出身だが、レースデビューはオハイオ州。2010年にはUSACナショナル・ドライバーズ・チャンピオンとなり、USACミジェット・シリーズ・チャンピオンの栄冠も獲得。スカラシップを手にした彼は2011年にサム・シュミット・モータースポーツからインディーライツのオーバル6レースに参戦。ルーキーながらアイオワで3位フィニッシュを達成した。
テキサスでのテストに参加したのはホンダユーザーの2チームだった。テキサスはハイバンクの1.5マイルで、ウイング・パッケージもインディアナポリス・モータースピードウェイとは異なるが、DW12が投入されたばかりの現在はどんなオーバル走行もシャシーの理解を進める上で大きな価値を持つ。

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