2012年4月29日日曜日

2012 INDYCAR R4 SAO PAULO INDY 300 Day1 プラクティス1:ブラジルラウンド最初のプラクティス最速はウィル・パワー。ガナッシ勢がこれに続く

2011 IZOD INDYCAR Series Round 4 SAO PAULO INDY 300
第4戦 サンパウロ インディ300


Streets of Sao Pauro
ストリート・オブ・サンパウロ
ブラジル サンパウロ州
全長:2.536マイル(=約4.081km)×55周
コースタイプ:ストリート


Day1 Practice1
天候:曇り
気温:18〜20℃


またしても週末天気が崩れるという予報のなかで
最初のプラクティスでパワーがトップタイム

 ブラジル、サンパウロでのレースは今年で3回目を迎える。インディーカーのイベントもすっかり定着し、今年はチケット完売の人気となっている。
しかし、残念なことに今週末の天気予報は良くない。今日も雨の可能性が取りざたされており、明日の決勝も快晴というわけには行かなさそうだ。
それでも、今朝のプラクティス1回目はドライコンディションで行われた。空はどんよりと曇っており、気温は20℃までしか上がらず、湿度は73%と高めという少々蒸し暑く感ずるコンディションだったが……。
サンバ会場と一般道路を使った全長2.536マイル(=約4.081km)のストリートサーキットでは、朝の8時過ぎからプラクティス1回目が行われた。そして、ポイントリーダーのウィル・パワー(チーム・ペンスキー)が、トップタイムとなる1分22秒3875をセッション終了間際にマークした。これは彼の21ラップ目だった。
2番手につけたのは、新マシンでのパフォーマンスが今ひとつのダリオ・フランキッティ(チップ・ガナッシ・レーシング)。タイムは1分22秒3953とパワーとの差は非常に小さい。そして、3番手には同じくチップ・ガナッシ・レーシングのスコット・ディクソンがつけた。彼のベストは1分22秒7862だった。


琢磨は走行時間を有効に使うことができず20番手に
 上記3人のラップはセッション終盤の、路面コンディションもかなりグリップが高まった状態で記録された。しかし、佐藤琢磨(レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング)は、プラクティス時間を15分以上も残して走行を終えざるを得ず、ポジションは20番手だった。ベストは1分24秒1547。周回数は19周と決して少ない方ではなかったが、そこまででギヤオイルの温度が上がり過ぎ、エンジンへとダメージが及ぶ心配がされたために彼らは走行をストップしたのだった。タイヤは1セットしか使っておらず、セッション終盤も走れていれば、順位はもっと上位だっただろう。
今年から使用されているダラーラDW12は、エンジンオイルとギヤオイルの冷却をひとつのオイルクーラーで賄っているため、琢磨のチームはガレージに戻り、そのオイルクーラーなどをスペアに交換した。

 4番手はシモン・パジェノー(シュミット・ハミルトン・レーシング)、5番手はジョセフ・ニューガーデン(サラ・フィッシャー・ハートマン・レーシング)と、ターボの変更を行った効果なのかホンダ勢が好調だ。
次のプラクティスは午前11時過ぎにスタートする。
 

0 件のコメント:

コメントを投稿