2013年10月6日日曜日

2013 INDYCAR 佐藤琢磨コメント66 第17戦ヒューストン Day2 予選:「早めにラップタイムを出そうと考えていたんです。そういう意味では予定通りに行ってね、ラップ・タイムも非常にコンペティティブなものが刻めたので、良かったと思います」

Photo:INDYCAR (John Cote) クリックして拡大
 「フロントロウスタートを生かして
とにかくトラブル出さず、ミスなくキッチリ走り切りたい」

Jack Amano(以下――):ポールポジション獲得、おめでとうございます。
佐藤琢磨:ありがとうございます。

――午前中に10分間だけプラクティスがありました。
佐藤琢磨:ふたつ確認しました。まずはトップギヤ。1コーナーに向けての最高速と、ターン5から先のバックストレートとどっちが速いのかがちょっとわから なかったので。そういう意味ではシミュレーションを頼りにギヤリングをしました。それからもうひとつは1コーナーのバンプ。それがどんな感じかがわからな かったので、それは心配でしたけど、それ以外は1コーナーのブレーキングからその次のシケインへのアプローチがひとつと、もうひとつは昨日のクルマのセッ トアップの続きをやって、残りのコースの確認をしていました。
ラリー・フォイトも加わって、ポールアワードを差し上げる Photo:INDYCAR (Chris Jones)クリックして拡大

――プラクティスでの感触はかなり良かったですか?
佐藤琢磨:まぁ、序盤というか、セッションの始めの方は上位にいたんですけど、最後はみんなタイムアップして、最終的にトップからコンマ8秒ぐらい遅れました。でも、結構使い古しのタイヤだったので、それを差し引けばコンマ5秒以内には入っているかなっていう感じでした。だから悪くはなかったんですが、完全にシックリとは行ってなかってです。

――予選ではブラックで走り出し、そちらでも好タイムが出ていましたね? その後にレッドにスイッチ。想定通りの戦い方ができた予選でしたか?
佐藤琢磨:トップを目指すのはいつもと同じですが、今日はトップを想定していたワケではありませんでした。実際に走ってのマシンのバランスとか、コースへと出て行くタイミングは想定通りに行えました。結構早めにラップタイムを出したんですけど、それはコンディションが良くなっているのを待つが故にレッドフラッグとかのシチュエーションをデトロイトとかで痛い目に遭っているからでした。最初のグループでもレッドフラッグがありましたから、早めにラップタイムを出そうと考えていたんです。そういう意味では予定通りに行ってね、ラップタイムも非常にコンペティティブなものが刻めたので、良かったと思います。

――決勝は90周の長丁場です。
佐藤琢磨:そうですね。ちょっと暑いのでね、かなりタフなレースになると思いますけど、フロントロウ・スタートを活かして、とにかくトラブル出さず、ミスなくキッチリ走り切りたいと思います。

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