2013年10月19日土曜日

2013 INDYCAR 佐藤琢磨コメント69 第19戦フォンタナ Day1 ファイナル・プラクティス:「2セット目のタイヤを履いてからは非常にコンシスタントに回れるようになりましたね。すごく良い確認ができました。レース前にこれを行えて良かったと思います。最後尾からのスタートですが頑張ります」

Photo:INDYCAR (Chris Owens)クリックして拡大
MAV TV 500
オートクラブ・スピードウェイ
カリフォルニア州フォンタナ
10月18日 Day1 ファイナルプラクティス
33秒6666 20位 35周走行


「マシンはメカニックたちの素晴らしい作業で全部元通りになりました」

Jack Amano(以下――):大修理を行ったマシンでの走行でしたが、どうでしたか?

佐藤琢磨:朝のプラクティスに関しては、御心配をおかけしました。マシンについては、メカニックたちの素晴らしい作業によってセッション直前に全部元通りになりました。ファイナル・プラクティスはマシンの確認作業から始めました。ちょっと最初のうちは満足のいくバランスというか、グリップ感になっていなかったんですけど、2セット目のタイヤを履いてからは非常にコンシスタントに回れるようになりましたね。すごく良い確認ができました。レース前にこれを行えて良かったと思います。

佐藤琢磨選手の応援旗がフォンタナに登場 Photo:INDYCAR(Chris Owens)
 「クルマはいろいろなレーンを走っても非常に安定して来ています」

――セッション終盤は213mph台を刻み続けていましたね。一方で、トラフィック内でのマシンに関する確認については、いかがですか?

佐藤琢磨:そうですね。正直言って、セッションの最初のところが一番トラフィックの多い時間帯になっていたんですが、あの時に自分はスピードが上がり切っていなかったんです。あの時点での僕らのクルマはちょっと不安定でした。でも、その後にピットレーンで少しセッティングをモディファイして、2セット目にタイヤを換えて走った時にはマシンが良くなっていました。その走行では少しのトウを使うぐらいの走りがずっと続く中、少なくとも色々なレーンを走ることはトライして、クルマが非常に安定して来たことを確認できたので、そこは満足をしています。

「レーンによってバンプの位置が異なっていて
舗装の継ぎ目もすごく滑りやすいです」

――朝のアクシデントは、どのような状況からそうなってしまったんでしょうか? あの直前、ピットで長時間をかけてクルマのセッティング変更をしていましたが?

佐藤琢磨:はい、そうでした。クルマに不具合というか、思っていた方向にマシンが行かなくて、スタビリティを上げる方向でセッティングを変えて行きました。実際にマシンはその方向に行っていたようですが、タイヤがもうほとんどライフの終わりを迎えていたことと、クルマのバランスが崩れたことで、ちょっとした外乱によってアッという間にマシンを持って行かれました。リヤが一気に滑ってしまったんです。

――スライドする前にマシンがバンプで揺さぶられたように見えましたが?

佐藤琢磨:そうですね、レーンによってバンプの位置が異なっているんです。ちょうどその悪いところに全部行っちゃったみたいでした。このコースは舗装の繋ぎ目もものすごく滑り易いんです。特に、昼間のように路面温度が上がっている時にはその傾向が強いんです。

――では明日、エキサイティングな戦いぶりを楽しみにしています。

佐藤琢磨:はい。最後尾からのスタートですけど、頑張ります!

以上

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