2014年7月31日木曜日

2014 ジャック・アマノのインディーな一日:ケンタッキーでバーボン醸造所を見学!



有名ブランド、ブライトンの醸造所!23年寝かせるレアものも

  ケンタッキーと言えば? バーボンですね。ダービーという人もいるでしょうが。 今週はインディーカーのレースがないので、バーボン醸造所巡りなどなどして来た。
 最初はフランクフォート近郊のバッファロー・
トレイスって醸造所。1787年創業(!)で、禁酒法時代も「薬としてのお酒」としてバーボンを作り続けて生き延びた老舗中の老舗。有名ブランドの"ブラントン”を作ってるところなんだが、アメリカでもほとんど手に入らない少量生産のレアものの生産も実はしていて、一番高いのは23年も熟成させるという。そのボトルをケンタッキー州ルイヴィルのバーで見つけたので値段を聞くと、「これは20年もの。23年ものは今は切らしてるけど、あったとしたら1ショットで115ドル」だって。で、そのバーテンさん、「私は20年ものの方が好き」と言ってたが、そちらの値段は100ドル。手が出ない。


 バーボンの作り方、醸造所の歴史など、
色々教えてくれる無料ツアー(約1時間)に参加。最後にはテイスティングまでさせてくれて、小さなものだがオミヤゲまでくれる。
 帰り際に直営売店で自宅用に1本購入。
バーボンとは長く寝かせとけばいいってものでもないらしいので、12年とか15年モノもあったけれど、お値段お手頃な10年モノとした。

レンガ作りの建物 樽に詰めたバーボンを寝かして置く倉庫。窓は開けっ放しのところも。空調はない。夏はメチャクチャ暑く、冬は寒くなる。その温度差が適してるという話 Photo:Masahiko Amano

バーボンの樽がズラリ。中には「実験」と刻印された樽もあった。
写真は1階のもの。4階とか5階建ての上の階は夏に温度が高くなり、
低い階は熱くならない。ローテーションを行なう醸造所もあるし、保管場所によって違って来る熟成度合いを見極め、それぞれの樽の味を尊重する醸造所もある Photo:Masahiko Amano

ブラントンはロウで口に封がしてあるが、まさか手作業だったとは。瓶にロウが垂れるのを防ぐ白い紙を被せるのも手作業。Photo:Masahiko Amano

 ラベリングも手作業 Photo:Masahiko Amano


最後はテイスティング。二種類の味見をさせてもらえた。
Photo:Masahiko Amano












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