2015年6月11日木曜日

2015 INDYCAR 佐藤琢磨にQ R10 ホンダ・インディー・トロント編:ストリートサーキットの中で最もトリッキーなコース!メカニカルグリップと、ブレーキング時の安定感、コーナー立ち上がりのトラクションが重要

(AJ・フォイト・エンタープライゼスのプレス・リリースより)

一つのコーナーで3回も路面が変わるトロント
――トロントのストリート・サーキットとは?

佐藤琢磨:トロントはバンピーなストリート・サーキットの中でも最もトリッキーですね。コーナーの中だけでも路面が次々と変わって行くんです。ひどいところだと、ひとつのコーナーの中で3回も変わる! しかし、それこそがトロントのコースをユニークなものにしていて、エキサイティングなレースを作り出して来ている理由なんです。
――トロントで成功する鍵は?
佐藤琢磨:マシンのメカニカル・グリップを高くすること。トロントのコースにはハード・ブレーキングの必要な場所が幾つかあるので、ブレーキング時の安定感を確保することと、コーナーからの脱出でのトラクションを良好にすることも重要です。

ホンダエアロで再びストリート・レースを戦うことを楽しみにしている

――インディー500以降にホンダのエアロ・キットに義務づけられた変更の影響は?
佐藤琢磨:ホンダにとっては大変な課題だったと思います。ウィング・エレメントを幾つも奪われながら、ダウンフォースをできる限り減らさないようにしなければならなかったんですからね。デトロイトにおいて、私たちはホンダのエアロ・キットが十分に高い競争力をそなえていることを実証しましたから、ストリート・コースで再び戦えるのを楽しみにしています。

――トロントに初めて来た時のことは?

佐藤琢磨:最初に来たのはフォーミュラ1に出ていたころでしたが、プロモーションで、でした。インディーカーに来てから、私は毎年トロントを楽しんでいます。街は大きく変わっていませんが、何でもありますからね、お店もレストランも。とても楽しいです。レース・ファンもトロントはとても熱心だし、自動車レース全般についてよく知っています。それで素晴らしい雰囲気が作り出されているんだと思います。
以上

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