2015年7月9日木曜日

2015 INDYCAR 佐藤琢磨にQ ABCサプライ・ウィスコンシン250編:「多くのAJ.フォイト・レーシングのサポーターの前でレースを戦えるのを本当に素晴らしいことと感じています」

(AJ・フォイト・エンタープライゼスのリリースより)

「ミルウォーキーはドライバーズ・オーバル!」

――ミルウォーキーで競争力の高いマシンとするための鍵は?
佐藤琢磨:ミルウォーキーのコースはドライバーがマシンを操らなければならない点が気に入っています。メカニカル・グリップが必要なのは他のコースと同じですが、安定感が高く、ドライブのし易いマシンとすることが重要です。


ミルウォーキーのオーバルはフラットなので、バンクによってマシンがサポートされることはありません。それでドライバーはスロットル・ペダルとステアリング・ホイールを操作し続けることになります。マシンは常にグリップが制限され、滑ったり、スピンしたりする可能性が高いのです。

――ミルウォーキーの1マイル・オーバルの何がマシン・セッティングを難しくしているのでしょう?
佐藤琢磨:フラットで高速なコーナリングに集中するのですが、バランスの良いマシンに仕上げることも簡単ではありません。マシンを硬くすると、レスポンスはよくなりますが、グリップは高くできない。マシンを柔らかくするとグリップは増えますが、マシンのフィーリングを感じ取りにくくなります。これらのこと以上に、空力効果も考えなくてはなりません。柔らかめのクルマはメカニカル・グリップは好くなりますが、硬いクルマに比べてプラットフィオームの安定に欠き、ダウンフォース発生量が不安定になる。これらの要素がベストで折り合うセッティングを見つけなくてはなりません。

「日曜はとても忙しい一日になりそうです」

――ABCサプライのゲストが多いイベントということでのプレッシャーは?
佐藤琢磨:多くのゲストが来てくださるのは嬉しいこと。彼らのサポートに感謝していますし、多くのサポーターの前でレースを戦えるのを本当に素晴らしいことと感じています。

――日曜日にプラクティス、予選、レースが行われることについては?

佐藤琢磨:過去のダブルヘダーで予選とレースを同じ日に行なったことがありましたが、そこにプラクティス・セッションまで加えられたイベントは記憶にありません。とても忙しい1日になりますね。

――ミルウォーキーという街については?

佐藤琢磨:ミルウォーキーは楽しい町だと思います。湖岸の美しい町には素敵なレストランやバーが数多くあります。ビールとチーズが素晴らしい。幾つかのビール醸造所に行ったことがありますが、いずれもおおいに楽しめました。
以上

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