2016年4月2日土曜日

2016 INDYCARレポート R2 フェニックス Day1 プラクティス1 :最速は今季初出場のエド・カーペンター

3月のテストでのベストを破るタイムをマーク
2位はニューガーデンで、ECRがワンツー

 今シーズン初登場のエド・カーペンター(エド・カーペンター・レーシング=ECR)がフェニックスでの最初のプラクティスで最速ラップ=19秒1227(平均時速192.3996mph)をマークした。3月のテストでのベスト、エリオ・カストロネヴェス(チーム・ペンスキー)による19秒2735を破ってのトップだった上、2番手がチームメイトのジョセフ・ニューガーデンだったのだから、カーペンターが満足顔だったのも当然だ。ニューガーデンのベストは19秒1401で、カーペンターとの差は0.0174秒しかなかった。

最初のセッション、トップ10はすべてシボレー

 3番手はカストロネヴェス=19秒1589。ECRに1-2は許したが、トップのカーペンターとの差は0.0362秒という小ささ(!)
 4番手はトニー・カナーン(チップ・ガナッシ・レーシング・チームズ)=19秒1685で、5番手はシモン・パジェノー(チーム・ペンスキー)=19秒1709。ここまでが19秒1台で、6番手のチャーリー・キンボール(チップ・ガナッシ・レーシング・チームズ)=19秒2074までがトップからコンマ1秒内。
 ウィル・パワー(チーム・ペンスキー)は19秒2668で7番手。
 8番手はスコット・ディクソン(チップ・ガナッシ・レーシング・チームズ)=19秒2721。
 9番手はファン・パブロ・モントーヤ(チーム・ペンスキー)の19秒3288。
 そして、10番手は19秒3506を出したルーキーのマックス・チルトン(チップ・ガナッシ・レーシング・チームズ)だった。
 トップ10はすべてシボレー・ユーザーだ。
 
ホウクスワース、琢磨のクラッシュで慎重な走りに終始

 11番手はライアン・ハンター-レイ(アンドレッティ・オートスポート)。ホンダ勢トップだった彼のタイムは19秒3881。トップとは0.2654秒と、1マイル・オーバルとしては結構な差をつけられている。
 12番手以下は、カルロス・ムニョス、アレクサンダー・ロッシ、マルコ・アンドレッティとアンドレッティ・オートスポート勢が続き、15番手にセバスチャン・ブルデイ(KVSHレーシング)を挟んで、グレアム・レイホール(レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング)が16番手。ミカイル・アレシン(シュミット・ピーターソン・モータースポーツ)が17番手で続いた。

 ジャック・ホウクスワース(AJ・フォイト・エンタープライゼス)は、3月のテスト終了間際に起こしたアクシデントを起こしている上、チームメイトの佐藤琢磨が今朝クラッシュしたため、慎重に走って、ベストは20秒3151。このセッション開始早々にアクシデントを起こした琢磨とジェイムス・ヒンチクリフ(シュミット・ピーターソン・モータースポーツ)より遅く、最下位の22番手だった。

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