2016 INDYCARレポート R2 フェニックス Day1 プラクティス1：フェニックスのエントリー＆マシン・カラーリング

いつものカラースキームながら、今回はREVグループのロゴをまとうカストロネヴェス Photo*INDYCAR(Chris Owens)

ホンダとシボレー、いずれも11台のエントリー

　エントリーは22台で開幕戦セント・ピータースバーグと同じだが、レイホール・レターマン・ラニガン・レーシングのルーキー＝スペンサー・ピゴットは今回出場せず。エド・カーペンター・レーシングからオーナー兼ドライバーのエド・カーペンターがオーバル・レースなのでエントリーし、出場台数が開幕戦と変わらないことに。今回はシボレーとホンダのエントリーは、どちらも11台ずつだ。

　カー・ナンバー3＝エリオ・カストロネヴェスはモーターホームなどのレクリエーショナル・ヴィークルのメーカー＝REVグループが今回のメイン・スポンサー。白/黒/赤の3号車用ベーシック・カラーリングをそのまま利用。チームメイトのファン・パブロ・モントーヤとウィル・パワーは、どちらもヴェライゾンがメインで、シルバーのマシン。

さわやかなGE LEDカラーのマシンに乗るカナーン　Photo*INDYCAR (Chris Owens)

　カー・ナンバー10＝トニー・カナーンも新スポンサー＝GE LED（ジェネラル・エレクトリックの電球）。薄水色＆淡い紫がメインのカラーリングに白いロゴ＆ビミョーな黄色のストライプ……と、マッチョなTKのイメージにまったく合っていない気がする。

　カー・ナンバー15＝グレアム・レイホール（レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング）は、今回も真っ赤。ただ、エンジン・カバーは開幕戦のステーキ＆シェイクチームに代わって、共同オーナーのマイク・ラニガンが経営するマイク・ジャック（建設機器）のロゴが占拠。サイド・ポッドは新スポンサーのユナイテッド・レンタルズ（建設などの機材、工具のレンタル）。デトロイトでのダブルヘダーでユナイテッド・レンタルズはメインを張る契約とのことだ。

Photo:INDYCAR (Chris Jones)

　カー・ナンバー22＝シモン・パジェノーは去年も数戦で彼のマシンをサポートをしていた塗料や塗装ツールなどのメーカー＝デヴィルビスが今回のメイン・スポンサー。オレンジ＆白に細い黒ストライプでかなりハデ。インディー他で走らせるメナーズ・カラーほどではないけど。
　カー・ナンバー27＝マルコ・アンドレッティは、一昨年にジェイムズ・ヒンチクリフのマシンを彩っていたユナイテッド・ファイバー＆データ（インターネット環境設営及びソルーション）がメイン・スポンサーで白/青/黒のカラーリング。スナップル(飲料）のロゴはエンジン・カバーに。

　カー・ナンバー83＝チャーリー・キンボールのマシンに今回から大書きされるトゥレシバとは、インシュリン・インジェクションで、ノヴォ・ノルディスクの製品名。スポンサーは去年までと同じままということ。カラーリングはグレート蛍光黄緑にガラッと変わっているが。