2016年6月25日土曜日

2016 INDYCAR 佐藤琢磨コメント R10 コーラー・グランプリ Day1 プラクティス1:「ロード・アメリカはずっと気になってたコース。走ってみたら、速いし、すごくクラシックなタイプで、かなり攻めがいがあります」

「ロード・アメリカは好きなタイプのコース」と語る琢磨。走り出しは18番手 Photo:INDYCAR (Joe Skibinski) クリックして拡大
「1セッション終わって、いろんな部分がわかってきた感じですね」

Jack Amano(以下――):長いコースですが、最初のプラクティスはどうでしたか?
佐藤琢磨:そうですね。ロードコースは久しぶりです。先週ここにテストに来れなかったので、色々なところを探りながら……という感じでした。

――好きなタイプのコースですか?

佐藤琢磨:そうですね。

――タイヤは1セットしか使わなかったようでしたが?

佐藤琢磨:そう。2セット目に行く予定だったんですけど、ちょっと色んなところでモタついてプログラムが進まなかったので。まぁ、おそらく次のセッションでは行けます。
――1回目のセッションを走ってのマシンの仕上がり具合というのは?
佐藤琢磨:いろんな部分がわかってきた感じですかね? ジャックはニュー・タイヤを履いてすごく良いペースになったので、そういう意味では、この後のペース・アップは意外に簡単に行けると思いますけど、ただ、ユーズド・タイヤでのマシンの動きがイマイチなんですよね。そのへんをもうちょっと見たいですね。

――古いコースですが、路面のコンディションはいかがでしょう?

佐藤琢磨:各エイペックスは新しい舗装になっています。ところどころ古いままのところもありますけど、新しい場所はすごくグリップします。だけど、去年のテストと比べると全体的にグリップ・レベルが少し落ちてる感じだけど、それは多分、路面温度の差だと思う。

「クルマはそこそこ仕上がっているので
次のセッションでさらに良くしたいですね」


――チケット・セールス順調で、賑やかな週末になりそうです。
佐藤琢磨:はい。もう金曜日から決勝みたいなお客さんの入り方です。ロード・アメリカは長らくファンがインディーカーのレースを待ち望んでいたんですね。僕もインディーカーに来た頃、ロード・アメリカがないのは寂しいっていろんな人に言われてて、ずっと気になってたコースです。走ってみたら、速いし、すごくクラシックなタイプのコースで、かなり攻めがいがあります。

――今年からロード・アメリカが復活して、ボストンの代わりにワトキンス・グレンが入って、ミッド・オハイオはこれまで通りあって、突然クラシック・ロードコースが3つになりましたね?

佐藤琢磨:そうですね。ホントはもうちょっとストリート・コースが欲しいな。トロントでもう今年はストリートが終わり……っていうのは寂しい。エドモントンには復活して欲しいし、ボルティモアとかも良かったし、ボストンもやりたかった。それは言ってもしょうがないことだけど……。今週末はロードコースで頑張りますよ。今まで理解できてない部分がたくさんあるので、テストに来れなかったのはすごく痛いですけど、クルマはそこそこ仕上がってきていると思うので、次のセッションで更に良くしたいですね。

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