2017年11月19日日曜日

2017 INDYCAR ニュース 11月19日:フォイトの2人目にブラジル人ルーキー

ルーキーとしてAJ・フォイト・レーシングに加わったマット・レイスト(左)とラリー・フォイト、カナーン(右) Photo:AJ Foyt Racing クリックして拡大
最年長と最年少のドライバー・コンビネーションが誕生

 噂になっていた通り、AJ・フォイト・エンタープライゼスはトニー・カナーンの相棒に彼と同郷のルーキー・ドライバー=マット(マテウス)・レイストを起用すると発表した。これで現役最年長と現役最年少ドライバーという面白いコンビネーションが誕生する。
 レイストは、「自分のキャリアでも特別な瞬間。今でもまだAJ・フォイトのチームで走る事になるなんて信じられない。さらには、トニー・カナーンがチームメイト。彼は僕の子どもの頃からの憧れの存在。こちらもまた信じられないほどに嬉しい」とコメントしている。
オーバル初レースのフリーダム100で優勝!

Photo:AJ Foyt Racing 
  レイストは今年のインディーライツで3勝を挙げた。その中にはインディアナポリス・モーター・スピードウェイのフリーダム100が含まれるが、それは彼にとって初めてのオーバル・レースだったというから驚く。他の2勝はロード・アメリカとアイオワで記録された。初めてのインディー・ライツ参戦でスーパー・スピードウェイ、ロードコース、ショート・オーバルで勝ってしまった。その前の2016年、レイストはイギリスF3に出場していた。彼は4勝を挙げ、7回表彰台に上り、最終戦までもつれ込んだリッキー・コラードとのバトルを制してチャンピオンの栄冠を掴んだ。そして、2016年からはアメリカでトップ・カテゴリーを目指す道を選んだ。その判断は正しかった。
 
 AJ・フォイト・エンタープライゼスはチーム体制を強化し、テスト・プログラムも充実させて優勝争いへと絡んで行くことを目指している。カナーンはシボレーのマニュファクチャラー・テストで12月中に新しいユニバーサル・キット装着のマシンを走らせ、レイストの初テストは1月初旬に予定されている。どちらもストリートコース用にセブリングで行う。さらに、二人揃ってのセブリング・テストも1月末に計画しているという。

以上

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