2018年4月22日日曜日

2018 INDYCARレポート R4 ホンダ・インディー・グランプリ・オブ・アラバマ Day2 プラクティス3:最速はウィル・パワー 3セッション連続でペンスキー・ドライバーがトップ! 佐藤琢磨は11番手

昨日の午前中に続いて2日目午前もパワーがセッショントップタイムをマーク Photo:INDYCAR (Bret Kelley) クリックして拡大
心地よいコンディションの中、2日目のプラクティスがスタート

  昨日より暖かくなった土曜日。明日が雨になるとは到底思えないような青空が広がっている。南北に長く広がった帯状の雨雲はテキサスからアーカンソー、あるいはルイジアナへと侵入した頃か。北にずれてバーミンガムには雨は降らない……という進路になって欲しいものだが……

ペンスキー、3セッション連続でトップタイム!
初日は低迷していたウィッケンズが2番手に

ウィッケンズが一気にこのセッション2番手に! Photo:INDYCAR (Joe Skibinski) クリックして拡大
 予選は快晴下で行われる見込みで、その直前のプラクティス3も心地よいコンディション下で始まった。今回もコース・オフによる赤旗が多く、実力を出しきれていないチームも少なくない。そうした中で最速ラップとなる1分073430をマークしたのはウィル・パワー(チーム・ペンスキー)。プラクティス1に続く今週2回目のセッション・トップ。チーム・ペンスキーが3セッションで最速の座を獲得とアドバンテージを持っている。
 2番手にはルーキー”のロバート・ウィッケンズ(シュミット・ピーターソン・モータースポーツ)が来た。タイムはパワーと0.2203秒差の1075633。プラクティス2では16番手と低迷していた彼だが……。チームメイトのジェイムズ・ヒンチクリフも昨日のプラクティス218番手だったのに、このセッションでは10番手までポジションを戻して来ている(ベストは1080855)。前戦ロング・ビーチでも彼らは一度沈んで復活した。レースではまた沈み気味だったが……
好調を維持するアンドレッティ・オートスポート勢


このセッション、ハンター-レイは4番手タイムをマーク。ロッシが5番手で続いた Photo:INDYCAR (Chris Owens) クリックして拡大
 3番手はスコット・ディクソン(チップ・ガナッシ・レーシング)の1077375で、4番手はライアン・ハンター-レイ(アンドレッティ・オートスポート)の1077407。そして、アレクサンダー・ロッシ(アンドレッティ・オートスポート)が10781025番手につけた。予選を前にアンドレッティ・オートスポート勢もマシンをまとめ上げつつあるようだ。
ジョセフ・ニューガーデン、シモン・パジェノーとチーム・ペンスキーの2人が67番手。ここまでが108秒を切っている。トップとの差は7番手で0.5137秒だ。

 8番手にはルーキーのジョーダン・キング(エド・カーペンター・レーシング)が食い込んだが、そのタイムを出した後に彼はアクシデントを起こした。
 9番手はセバスチャン・ブルデイ(デイル・コイン・レーシング・ウィズ・ヴァッサー・サリヴァン)。そして10番手は前述のヒンチクリフ。

またも赤旗で思うようにアタックできなかった佐藤琢磨
「今の自分たちのポジションはおそらく8番手ぐらい」

 佐藤琢磨(レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング)は11番手だった。チームメイトのグレアム・レイホールはすぐ後ろの12番手。ベストのラップ・タイムは琢磨が1081357で、グレアムは1081441だった。

佐藤琢磨、プラクティス3の2ターンのブレーキングでタイヤがロック!Photo:INDYCAR (Chris Owens) クリックして拡大
 「マシンは良くなったけれど、トップとの差が縮まり切っていない。フレッシュ・タイヤでのベストのラップを今回も赤旗によって記録できなかったけれど、自分たちの今のポジションは8番手ぐらいなのかな?」と彼は話した。「レッド・タイヤも一番いいところを昨日試せていない。おそらく、最高のグリップを発揮するのは1周だけ。Q1では路面にラバーが乗っていなくて2周持つかもしれないが」。目標は今年2回目のファイアストン・ファスト6でのポール・ポジション争いだ。



以上

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