2018年12月8日土曜日

2018 INDYCARニュース 12月8日:アレクサンダー・ロッシがデイトナ24時間レース出場

2019年シーズンのチーム・ペンスキー、スポーツカー・チームの陣容が確定。ロッシは7号車に Photo:Team PENSKE 
アキュラ・チーム・ペンスキーがロッシを
来年のドライバー・ライン・アップに
もう一人のサード・ドライバーはシモン・パジェノー


 12月7日、アキュラ・チーム・ペンスキーが2019年のドライバー・ライン・アップを発表した。新しいメンバーとして2016年インディー500チャンピオンのアレクサンダー・ロッシの名前が加わり、彼はデイトナ24時間とセブリング12時間、二つの耐久レースにエリオ・カストロネヴェス、リッキー・テイラーと組んでアキュラARX-05/DPiに搭乗し、IMSAウェザーテック・スポーツ・カー・チャンピオンシップで戦うことになった。
 チーム・ペンスキーからインディーカー・シリーズに出場しているシモン・パジェノーも上記の耐久イベントなどでサード・ドライバーを務める。彼が一緒に走るのはファン・パブロ・モントーヤとデイン・キャメロンだ。
 昨年はパジェノーとグレアム・レイホールがこの役割を果たしていたが、2019年はレイホール二世に代わってロッシが起用されることとなった。

ロッシ「エリオとリッキーとの仕事が楽しみだ」

 「チーム・ペンスキーとはインディーカー・シリーズで戦って来た。彼らのことを注視して来ているが、その組織や彼らの成し遂げて来たこと、仕事のやり方は素晴らしいと考えている。今回、アキュラのドライバーとして世界でも大きなスポーツ・カーのレースに出場する機会を与えられたが、それに挑戦することを許してくれたアンドレッティ・オートスポートにも深く感謝したい。エリオとリッキーとの仕事が楽しみだ。彼らから学び、アキュラの優勝やチャンピオンシップ獲得に貢献できたら嬉しい」とロッシはコメントしている。
 昨年のデイトナ24時間はアキュラDPiにとってのデビュー戦だったが、彼らは優勝争いに加わった。1台は電気系にトラブルを出し、2台目はレースの折り返し点でトップを走っていたが、他車との接触で冷却系を壊してデビュー・ウィンの可能性を断たれた。2018年シーズン中に1勝を挙げている彼ら、2シーズン目は複数回優勝とタイトル獲得を目指しており、デイトナから優勝候補の一角としてキャディラック、ニッサン、マツダと戦う。特に手強いのはキャディラック。2017、2018年と2年連続でタイトルを獲得している彼らは3~4チーム、4~5台と最も多くの台数を走らせる計画(アキュラを含む他メーカーは2台ずつとなる見込み)だ。フェルナンド・アロンソを起用するチャンピオン・チームのウェイン・テイラー・レーシングなどだ。
以上

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