2012年6月4日月曜日

2012 INDYCAR インサイド情報&ニュース:R6 シボレー。デトロイト・ベル・アイル・グランプリ 決勝スタートタイヤ


スタート直前のグリッドで各マシンの装着タイヤをチェック
  今回はほぼ全員が新品だった。プライマリーを選んだらフレッシュで行くのが通例。問題はオルタネート組。その中からシモン・パジェノー(シュミット・ハミルトン・モータースポーツ)とEJ・ビソ(KVレーシング・テクノロジー)がユーズドをチョイス。予選4位と5位が脱セオリーで来た。
 プライマリーかオルタネートかのチョイスは、作戦の大筋を決める。オルタネートを選んだ場合、スタートでフレッシュを投入するか、ユーズドで行くかがかなり重要になる=上位陣で新品が1セットしかない場合。序盤のポジション・アップを狙うのか、終盤にレッド装着で勝負をかけるか……。
 パジェノーとビソの二人は、スタート直後にどれだけポジションをホールドできるのか? 要チェックだ!

 ルーベンス・バリケロ(KVレーシング・テクノロジー)はプラクティス3にシャーシ交換。8号車のエンジンはプライマリー・カーから移植したけれど(クルーの皆様、ご苦労さまです)、別のルールによりグリッドは降格に(エンジンも新品にしちゃえば良かったが、それはシボレーに許してもらえないか)。 最後尾グリッドは予定外のエンジン交換による10グリッド・ペナルティを受けるシモーナ・デ・シルベストロ(ロータス・HVMレーシング)のものとなるので、バリケロはそのひとつ前の24番手グリッドからのスタート。 デ・シルベストロの他、グレアム・レイホール(チップ・ガナッシ・レーシング)もインディー500のプラクティス中のエンジン交換により、10グリッド降格のペナルティを受ける。彼は17番手スタート。
 最後に、ハンター-レイのエンジニアをグリッドで直撃! 「レッドでスタートするつもりだった?」。答えは、「ブラックを考えてた」。タイヤの申告が1分だか2分だか締め切りに間に合わなかったため、彼らは考えていた作戦を使えないことに。「ガッカリだけど、世界の終わりじゃない」と彼はコメントした。

1  ディクソン    オルタネート
2  パワー      オルタネート
3  タグリアーニ   オルタネート
4  パジェノー    オルタネート ユーズド
5  ビソ       オルタネート ユーズド
6  ハンター-レイ    オルタネート
7  ブリスコー    プライマリー
8  カストロネベス  プライマリー
9  ブルデイ     プライマリー
10 ウィルソン    プライマリー
11 佐藤       プライマリー
12 ニューガーデン  オルタネート
13 ヒンチクリフ   オルタネート
14 フランキッティ  プライマリー
15 コンウェイ    プライマリー
16 セルビア     プライマリー
17 レイホール    プライマリー
18 カナーン     プライマリー
19 ヒルデブランド  プライマリー
20 キンボール    プライマリー
21 カーペンター   オルタネート
22 アンドレッティ  オルタネート
23 ジェイクス    プライマリー
24 バリケロ     プライマリー
25 デ・シルベストロ プライマリー


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