2015年5月9日土曜日

2015 INDYCARレポート R5 グランプリ・オブ・インディアナポリス Day2 プラクティス3:エリオ・カストロネヴェスがトップ・タイム

カストロネヴェスが週末のトップタイムをマーク Photo:INDYCAR(Doug Mathews)
天候:快晴
気温:27〜29℃

5人のドライバーがコースレコードを更新
 エリオ・カストロネヴェス(チーム・ペンスキー)がセッション終了間際に1分10秒3756をマークし、プラクティス3、そして今週末の最速となった。
 2番手はセバスチャン・ブルデイ(KVSHレーシング)=1分10秒4013で、3番手はシモン・パジェノー(チーム・ペンスキー)とフレンチ・ドライバーが続いた。

 4番手はウィル・パワー(チーム・ペンスキー)で、5番手は昨日最速で、コース・レコード・ホルダーでもあるスコット・ディクソン(チップ・ガナッシ・レーシング)。タイムはパワーが1分10秒5038、ディクソンは1分10秒5239だった。ここまでがコース・レコードより速く走ったドライバーたちだ。
シェビー勢、トップ7を独占!ホンダ勢はトップ10にレイホール1人のみ
 6番手はファン・パブロ・モントーヤ(チーム・ペンスキー)で、7番手にはトニー・カナーン(チップ・ガナッシ・レーシング)が来た。プラクティス1ではトップ5、プラクティス2でトップ6を占めて来たシェビー軍団が、プラクティス3ではトップ7に並んだ。
 対するホンダ勢トップは、2セッション連続でグレアム・レイホール(レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング)のものとなった。しかし、ベスト・ラップは1分11秒0405で、トップのエリオに0.6649秒も突き放されていた。
 9番手はチャーリー・キンボール(チップ・ガナッシ・レーシング)で、10番手には最後の最後でルーキーのステファノ・コレッティ(KVレーシング・テクノロジー)が飛び込んで来た。KVは2人をトップ10入りさせたということで、ホンダはトップ10にレイホール1人しか入れなかった。

佐藤琢磨は11番手。細部の進化に手ごたえ 
 佐藤琢磨(AJ・フォイト・エンタープライゼス)はコレッティによって最後の最後で10番手から11番手に後退させられた。
 「最後にニュー・タイヤを履いたけれたタイムが縮まらなかった。路面温度の上昇など、ほんの小さなコンディションの変化にセッティングをマッチさせ切れていなかったためと思う」と琢磨はコメントしていた。「それでも、細かな部分での進歩はありました」と語る琢磨はレッド・タイヤ装着での戦いになる予選では、アタック時のセッティングをコンディションにバッチリ合わせ込むことを狙う。

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