2016年9月20日火曜日

2016 INDYCAR 佐藤琢磨コメント 第16戦 ゴープロ・グランプリ・オブ・ソノマ Race Day 決勝 その4:「自分たちは来年、今シーズンよりもずっと良くなると思ってます。全車同じ新エアロが導入される2018年につなげるために、来年シッカリ走れるような準備をしたいですね」

「これで辞められない!ここで辞めたらもったいない!!」

――来年は、どうでしょうか?

佐藤琢磨:コレで辞められないですよ。ここで辞めたらもったいないですよね。どんどん後退したまま終わっちゃうみたいだから。やっぱりもう1回、シッカリと上位で戦って行きたいと考えています。
「来シーズン活躍して、新エアロ導入の2018年につなげたい」

――2013年のロング・ビーチのように、小さなチームでも優勝を飾れる。そのチャンスはあるという
感触を持っているんですね?

佐藤琢磨:それをやるためには大きな改革が必要なんですよ。パッケージが変わる、新車になる、タイヤのフィロソフィーが変わる……などです。2013年はタイヤが大きく変わった年なので、ガナッシもペンスキーも最初はすごく苦労してたじゃない? アンドレッティも同様でしたよね。だけど、あの年の僕らは、ドン(・ハリデイ)と一緒にいち早くタイヤの使い方を見つけた。来年、タイヤが大きく変わることはないでしょうけど、自分たちは来年、今シーズンよりもずっと良くなると思ってます。来年シッカリ走れるような準備をしたいですね。再来年のことを言うのは少し早過ぎるけど、2018年のインディーカーは確実におもしろくなると思いますね。

――全チームが同じものを使う新エアロが投入されるからですね?

佐藤琢磨:はい。だから来シーズン活躍をして、再来年に繋げたい。

――来シーズンに1勝して……ということですね?

佐藤琢磨:そうですね。今年は表彰台に上がれなかった。それがキツかったですね。特にミッド・オハイオがもったいなかったな(セバスチャン・ブルデイに追突されて9位)。

「チームとして一歩抜きんでることを目指して」

――エアロ・キットが使われた2シーズン、パッケージングでの不利があったため、小さなチームはより一層厳しい状況に置かれていた面がありました。

佐藤琢磨:そうでしたね。ただ、その中で特筆すべきは15号車。彼らのエンジニアリングとストラテジーは本当に素晴らしいものがありますね。そして、アンドレッティ・オートスポートもやっぱり強いです。そこにシュミット・ピーターソン・モータースポーツもいる。彼らはエンジニアリングの固まりみたいなチームだから、あそこも速いです。その中での戦いは熾烈です。一歩抜きん出るのはとても難しいけれど、それを目指してやっています。今シーズンもありがとうございました!
以上


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