2018年4月16日月曜日

2018 INDYCARレポート R3 トヨタ・グランプリ・オブ・ロングビーチ Race Day 決勝:アレクサンダー・ロッシがロング・ビーチで今季初勝利

決勝もポール・トゥ・ウイン、最多ラップリードで優勝と、ロッシは今年のロングビーチの週末を文字通りに制した Photo:INDYCAR (Chris Owens) クリックして拡大
キャリア3勝目、昨年のワトキンス・グレン以来の勝利
 
 ロング・ビーチと同じカリフォルニア州出身(400マイル以上離れているけど)のアレクサンダー・ロッシ(アンドレッティ・オートスポート)がシーズン第3戦で今季初勝利=キャリア3勝目を挙げた。
 ロッシは今年のグランプリ・オブ・ロング・ビーチをポールポジションからスタート。3回目の出場で26歳のドライバーは優勝を飾った。彼の初勝利は第100回インディアナポリス500だった(2016年)。2勝目は昨年のワトキンス・グレンで、今回と同じくポール・トゥ・ウィン。そしてキャリア3勝目は、インディーカー・シリーズでインディ500の次に大きなレースとなった。

ロッシはオープニングラップからレースをリード。後続に付け入る隙を与えない Photo:INDYCAR (Chris Owens) クリックして拡大
 アンドレッティ・オートスポートにとっては今回が58勝目。2003年からチームは4回タイトルを獲得しており(04年がトニー・カナーン、05年が故ダン・ウェルドン、07年がダリオ・フランキッティ、12年がライアン・ハンター-レイ)、インディアナポリス500でも5勝(05年がウェルドン、07年がフランキッティ、14年がハンター-レイ、16年がロッシ、17年が佐藤琢磨)を挙げている。

「ホンダエンジンのドライバビリティがアドバンテージとなった」と語るロッシ
開幕3戦連続表彰台でポイントランキングもトップに浮上


 開幕戦セント・ピーターズバーグでは終盤のリスタートでトップを走っていたロバート・ウィッケンズ(シュミット・ピーターソン・モータースポーツ)にぶつかって物議を醸しつつ3位フィニッシュ。第2戦フェニックスでは周回遅れを自ら取り戻す驚異的追い上げで3位(=2戦連続)。そして今回は優勝と3レース続けて表彰台に上っているロッシはポイント・リーダーに躍り出た。それも、2番手につける昨年度チャンピオンで、今年の第2戦ウィナーのジョセフ・ニューガーデン(チーム・ペンスキー)に22点の差をつけている。
 「ロングビーチまでは地元からだと5時間以上のドライブになる。だから本当のホーム・レースって感じではないんだけれど、多くの人々が応援しに来てくれていた。そうしたレースで優勝できた。その喜びは言葉にするのが難しいぐらいだ。長いストレートに繋がるターン11が最も重要と考えた僕らは、最初のプラクティスからそこをいかに上手く回れるかにフォーカスしていた。ホンダ・エンジンのドライバビリティが素晴らしく、アドバンテージとなっていたとも思う。それで最後のパワーの激しいチャージも寄せ付けずに勝つことができた」とロッシは語った。

パワー、全力で攻め続けたがロッシ攻略ならず2位
エド・ジョーンズがガナッシ移籍後初の表彰台ゲット

 
終盤、ロッシに猛チャージをかけるも届かなかったパワー。レース後は生も根も尽き果てた様子に Photo:INDYCAR (Richard Dowdy)  
  2位フィニッシュしたパワーは、「我々はプッシュ・トゥ・パスを十分に残して終盤を迎えていた。もちろん、最後に逆転して優勝することを目指していた。攻めの走り続けた。思い切りハードに走った。相手をパスするためには、まずは近づく必要があるからね。しかし、ロッシの1秒以内に近づくことがなかなかできなかった。一度近づいたが離され、そこからは最後までほぼ同じ間隔を保っての走行となっていた」と完敗を認めた。
 

ザック・ビーチとの3位争いを制したエド・ジョーンズ。序盤、ロッシを追ったディクソンがピットクローズ時にサービスを受けたペナルティで後退したが、ジョーンズは3ストップ作戦を生かしてしっかりと表彰台獲得 Photo:INDYCAR (Richard Dowdy) クリックして拡大
  3位入賞のジョーンズは、「僕らにとってシーズン序盤はアップ&ダウンの激しい展開になっている。フェニックスでは上位フィニッシュ目前でアクシデントだったが、今回は表彰台に繋げることができた。これをキッカケに勢いに乗って行きたい」と話した。ビッグ・チーム入りして3戦目にポディウム・フィニッシュを実現できてホッとしているところもあるだろう。
以上

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