2020年6月10日水曜日

2020 INDYCARレポートR1 ジェネシス300:佐藤琢磨、開幕戦はDNSに


1戦テキサス(テキサス州) 決勝(66日): 2020年開幕戦に出走できず
(レイホール・レターマン・ラニガン・レーシングのプレス・リリースより)

 202066日、テキサス州フォート・ワース発。新型コロナ・ウィルスの影響で延期となっていた2020年インディーカー・シリーズの開幕戦が本日、無観客のテキサス・モーター・スピードウェイで開催されました。
 プラクティス、予選、決勝を1日で行う1デイ・イベントとなった本大会にレイホール・レターマン・ラニガン・レーシングのNo.30
アビーム・コンサルティング・ダラーラ・ホンダを駆って挑んだ佐藤琢磨は、プラクティスを6番手で終えながらも予選でクラッシュ。これに伴うマシーンの修復が間に合わなかったことから、琢磨は決勝にスタートできませんでした。
 インディアナポリス・モーター・スピードウェイのロードコースで行われるシリーズ第2戦は734日に開催されます。



<佐藤琢磨のコメント>
 「レースを戦うことができず、すべてのファンのみなさんに申し訳なく思っています。予選でのクラッシュ後、メカニックたちはマシーンの修復に必要なあらゆる作業に取り組んでくれました。
予選で起きたことについては、まったく信じられませんし理解もできません。アクシデントが起きたのは計測ラップ前のことです。まだウォームアップ中のことで、スピードを徐々に上げながらマシーンの感触を掴もうとしていました。ターン1にアプローチしようとしたところ、突然リアのグリップが失われたのです。もしかすると、よりいいフィーリングを得ようとして本来よりも少しアウト側のラインを走行したのが原因かもしれません。今日は路面が恐ろしく滑りやすいことに、このときはまだ気づいていなかったのです。
不運にも僕はウォールにクラッシュしました。いつもであれば、メカニックたちはレースまでに素早くマシーンを修復してくれたでしょうが、今回はスケジュールを短縮した1デイ・イベントだったためにレースまでの時間が不十分で間に合いませんでした。最後の最後まで懸命の作業を続けてくれたメカニックたちに心からお礼を申し上げます。レースまで8ヵ月待ち続けて、そこからさらに3週間待たされることになったので、とてもガッカリしています。
(トラブルのため上位入賞ができなかった)チームメイトのグレアムについても残念に思っています。グレアムが予選で見せた走りは素晴らしく、レースでも激しく戦っていましたが、今日のレースでは2台とも入賞できなかたので、本当に落胆しています。今日はかなり落ち込んでいますが、これから3週間は集中力を維持し、より力強くなって第2戦に臨むつもりです」
以上
(
レイホール・レターマン・ラニガン・レーシングのプレス・リリースより)


0 件のコメント:

コメントを投稿