2020年7月6日月曜日

2020 INDYCARレポート R2 GMR グラン・プリメールマガジン:佐藤琢磨はGMR GPで今年最初のトップ10フィニッシュ

Photo:INDYCAR (Chris Owens) クリックして拡大
*レイホール・レターマン・ラニガン・レーシングのプレス・リリ
ースより

2戦 GMRグランプリ(インディアナ州)
決勝(74日):トップ10フィニッシュを達成

 202074日、インディアナ州インディアナポリス発。本日、インディアナポリス・モーター・スピードウェイのロード・コースでインディーカー・シリーズ第2戦の決勝レースが行なわれ、レイホール・レターマン・ラニガン・レーシングのNo.30
パナソニック/ワン・キュア・ダラーラ・ホンダを駆る佐藤琢磨は
17番手スタートながら10位でフィニッシュしました。

 昨日の予選後、エンジンに問題があったことが判明。決勝レースのスタートでは24番手まで後退しましたが、これはサスペンション関連のトラブルが原因でした。そこでチームは当初予定していた2ストップ作戦を断念。11周目にピットストップを行なうと、琢磨は最後尾の26番手に転落しました。その後、2回目のピットストップを行なうまでに8番手へと浮上。しかし、ここでイエローコーションが提示されてピットがクローズとなります。この影響で36周目には燃料タンクに2/3ほど給油したところでレースに復帰。続く38周目にもう1度ピットストップして満タンにしました。その後、琢磨は16番手につけていましたが、スティント中盤には数周をかけてザック・ヴィーチをパス。53周目にはさらに追い上げを開始し、56周目までに6台をパスすると最後のピットストップを行ないました。琢磨は14番手でコースに戻ると、ジャック・ハーヴィー、スペンサー・ピゴット、ザック・ヴィーチ、コナー・デイリーを追い抜き10位でチェッカード・フラッグを受けました。
 次戦は711日にロード・アメリカで開催されます。


佐藤琢磨のコメント
 「まず、チームメイトのグレアムに心からおめでとうと申し上げます。彼はとてつもない仕事をこなしました。優勝したいとグレアムが思っていたことは知っていますが、2位も素晴らしい成績です。いっぽう、僕のレースは困難なものでした。昨日はパワート・レインに問題が見つかり、ストレートで0.2秒の遅れをとっていることが判明しました。この遅れが予選に与える影響は非常に大きく、このため後方からスタートすることになりました。今日は、おそら1周目にサスペンションのトラブルが起きたようです。直後にピットに戻ったのは、このためでした。その後、ピット・ストップが必要になったときにイエローが出たため、最終的にスプラッシュ&ゴーをしなければいけませんでした。思いどおりにいかないレースでしたが、結果的に26番手から挽回して10位でフィニッシュできたことはよかったと思います。マシーンにダメージを受けていましたが、チームは素晴らしい仕事をしてくれました。また、グレアムが目を見張るような働きぶりを示したのは間違いなく、その意味ではチーム全体が前進しているので、来週のレースがとても楽しみです」


以上

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