2020年8月16日日曜日

2020 INDYCAR佐藤琢磨コメント 第104回インディー500 Day4 予選:「コクピットサイドでできることはやり切った」

Photo:INDYCAR (James Brack) クリックして拡大
快晴の予選1日目、佐藤琢磨は2番目のアタッカーとしてコース・インし、4ラップ平均230.792mphを記録した。1回目のアテンプトの後にインタビュー

「グレアムが4周きっちりタイムが落ちずに行けたので
自分たちも行けるだろうと思いました」


――2番目というくじ運は良かったと思いますが、その感想から聞かせてください。

佐藤琢磨:すごい好条件でした。レイホール・レターマン・ラニガン・レーシングの3台が1、2、7番目のアタックになりました。なかなかこんなくじ運てないと思うんですけど、そのコンディションの良さを活かして、今のところトップ9に残ってますけど、この後がどうなるかはわからないですね。

――グレアム・レイホールが先に走った。それはコクピットの中で見たと思いますが、どう見てましたか?

佐藤琢磨:ほぼ予想していた通り。もうちょっとスピードが伸びて欲しいなっていう希望はあったけども、実際はこんなものなのかな、と感じていました。4周をきっちり、タイムが落ちずに行けるかとどうかというのに注目していたので、そこができたので、自分たちも行けるだろうって思いました。

「昨日よりもコンディションは良く、4周きっちりマネージできました」

――自分が実際に走り出し、ウォーム・アップ・ラップを行いながら、感じたコンディションとかはどんなでしたか?
佐藤琢磨:昨日走った状態よりもコンディションは良かったですね。僕らが昨日タイムを出したのは午後12時過ぎだったので、それに比べれば路面温度は低かった。バランスが若干違ってたんですけど、マネージとしては4周きっちり行けましたね。ちょっぴりグレアムより遅かったのは引っかかりますけど、仕方がないです。

――風は今日はどうでしたか?

佐藤琢磨:風は今日も穏やかで、ほとんど影響はなかったでっす。

――4周目に少しスピードが落ちましたが、それは何か起きたんでしょうか?

佐藤琢磨:いや、あれはもうタイヤのデグラーションでした。

――持ってる力は出し切れた、という印象ですか?

佐藤琢磨:そうですね。コクピット・サイドでできることはやり切ったって感じですね。もう少し(スピードが)欲しかったですけどね。

「ファスト9に残れるといいですが
残れなかったらレースについてもう一度考えないと」


――今年のインディー500は予選までスムーズに来ていますね?

佐藤琢磨:そうですね。この後、ファスト9に残れるといいんですけどね。残れなかった場合はレースについてもう一度考えないといけないかもしれない。プラクティスは明日とカーブ・デイしかないので……。まずは、今日の予選が全部終わるまで、行方を見て行きたいと思ってます。

――今日、もう1回アテンプトする可能性は?

佐藤琢磨:わからない。この後のコンディションにもよるけれど、良くなることはないでしょうから。

――暑い中でチャレンジするのは無謀ですよね?

佐藤琢磨:暑かったら速くなる可能性はないですからね。

午後1時42分
出場33台のアテンプト完了。琢磨は”オン・ザ・バブルの9番手にいる。
以上

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