2021年9月25日土曜日

2021 INDYCARレポート R16 アキュラ・グランプリ・オヴ・ロング・ビーチ Day1 プラクティス1:最終戦のプラクティス1、最速はコルトン・ハータ

いよいよさ最終戦の走行がスタート! チャンピオンシップを争う3選手はやや明暗の分かれる走り出しに Photo:INDYCAR(Joe Skibinski) クリックして拡大

 金曜日、45分のセッションは赤旗連発

 最終戦のアキュラ・グラン・プリ・オヴ・ロング・ビーチ、最初のプラクティスは金曜日の午後3時に始まった。
 空は快晴だが、気温は23℃と低目で、路面温度は44℃だった。
 セッションは45分間。“条件は全員同じ”とはよく言われる言葉だが、近年のNTTインディーカーではプラクティス時間が短過ぎる。今日はオリヴァー・アスキュー(レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング)のクラッシュ、ジョセフ・ニューガーデン(チーム・ペンスキー)、ジミー・ジョンソン(チップ・ガナッシ・レーシング)のスピン、ダルトン・ケレット(AJ・フォイト・エンタープライゼス)、スコット・ディクソン(チップ・ガナッシ・レーシング)がタイヤ・バリアにヒットしたり、エススケープ・ゾーンにストップしたり……と赤旗が連発され、さらに走行時間が削られていた。コーナーにローカル・イエローが出ている時間帯もあったため、クリーンなフライング・ラップを記録するには少しの運も必要な状況になっていた。これでは戦う側も、見る側もフラストレーションを溜めることになってしまう。

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ハータがトップタイム!アンドレッティ勢好調
パロウは3番手と順調なスタート


 そんな条件下で最速ラップを記録したのは先週ラグナ・セカでポール・トゥ・ウィンを飾ったばかりのコルトン・ハータ(アンドレッティ・オートスポート・ウィズ・カーブ・アガジェニアン)だった。そのベスト・ラップは1分09秒2680。
 2番手はシモン・パジェノー(チーム・ペンスキー)の1分09秒4334で、3番手はチャンピオンシップ・ポイント・リーダーのアレックス・パロウ(チップ・ガナッシ・レーシング)で、彼は1分09秒4554をマークした。

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 4番手はフェリックス・ローセンクヴィスト(アロウ・マクラーレンSP)=1分09秒4870。5番手はライアン・ハンター-レイ(アンドレッティ・オートスポート)=1分09秒5154。
 セッション中盤にはチップ・ガナッシ・レーシングがトップ3を独占していたが、アンドレッティ勢が好調で彼らがトップ4を占めた時間帯もあった。最終的にアンドレッティ勢はトップ4に2人、ジェイムズ・ヒンチクリフ(アンドレッティ・スタインブレナー・オートスポート)が8番手、アレクサンダー・ロッシ(アンドレッティ・オートスポート)が9番手。ガナッシ勢はパロウの3番手がトップで、スコット・ディクソンが13番手、マーカス・エリクソンが17番手、ジョンソンが27番手だった。最終戦にはチャーリー・キンボールがAJ・フォイト・エンタープライゼスから出場しており、エントリーは28台と今年のロード/ストリート・イヴェントでは最多タイだ。

タイトルを争うニューガーデンは10番手
オーワードは16番手と出遅れ


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  インディー500で今年4勝目を挙げたエリオ・カストロネヴェス(メイヤー・シャンク・レーシング)が最終ラップに1分09秒5703を出して6番手に食い込み、7番手にはルーキーのスコット・マクロクリン(チーム・ペンスキー)が1分09秒6212で来た。

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 ポイント・ランキング3番手のニューガーデンはベストが1分09秒8557で10番手。そして、ポイント2番手につけていいるパト・オーワード(アロウ・マクラーレンSP)は1分10秒2451で16番手と出遅れた。救いはチームメイトのローゼンクヴィストが4番手につける好タイムをマークしているところか。

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佐藤琢磨は21番手タイム
RLL勢3人は苦しい走り出しに


 佐藤琢磨(レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング)は1分10秒7675のベストで21番手。チームメイトたちはグレアム・レイホールが1分10秒5113で19番手、アスキューは1分11秒2253のベストで26番手だった。
 「なんでこんなに、いつもプラクティス・セッションが短いんだろうね」と琢磨は走行後に話し始めた。今日の彼はコース・インするタイミングがことごとく悪かった。フレッシュ・タイヤでタイムを出そう……というラップの前に赤旗が出されていた。「またロング・ビーチに来ることができたのは嬉しいし、イヴェントは金曜日からとても盛り上がっていますよね。だけど、コースはすごくバンピー。特にメイン・ストレートが凄い。マシンの底打ちが激し過ぎて、クルマが壊れるかと思ったぐらい。バック・ストレッチの終わりのコーナー入り口もバンピーでした。そして、あのコーナーは自分が走っていた時はいつもローカル・イエローが出ていました。今日、クリア・ラップは1回か2回しかなかったですね。今までに経験したことのないロング・ビーチになっていました。マシンのセッティングは全然よくなかったです。だからチームの3台がみんな下位に沈んでいますよね。明日はセッティングを変えて行かないとならないでしょう。しかし、まだどのぐらい変えるかなどは決まっていません」と琢磨はコメントした。
以上

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