2022年2月25日金曜日

2022 INDYCARレポート R1 ファイアストン・グランプリ・オヴセイント・ピーターズバーグ:セイント・ピーターズバーグ入り

新しいクレデンシャル。史上もっとm速い開幕です Photo:Masahiko Amano

いよいよ、2022シーズン開幕!

 明日、2022年NTTインディーカー・シリーズの最初の公式プラクティスが行われる。
 2月14、15日に全エントラントが集まったセブリングでのテストを取材した後、私はオーランドウ界隈の田舎町に蟄居していたが、この間に天候がぐんぐん良くなってきて、春を飛び越えて夏になってしまった感アリ。今朝方セイント・ピーターズバーグへ移動して来たが、日中の気温は28℃に達した。
全26台、世界14か国のドライバーが10チームからエントリー

 インディーカーのエントリーは10チームから(アンドレッティ・オートスポート系、デイル・コイン・レーシング系はいずれも1チームとしてカウント)の26台。エンジンはシヴォレー使用、ホンダ使用とも5チームで、マシン数はシヴォレー搭載が11台で、ホンダは15台。
 数えてビックリしたのは、ドライヴァーの出身国が「14」にも及んでいるところ。当たり前だがアメリカが最多=8人。ニュー・ジーランド、カナダ、スウェーデン、フランス、イングランドの5カ国から2人ずつで、ひとりずつの国がメキシコ、ブラジル、スペイン、コロンビア、オーストラリア、オランダ、デンマーク、日本。ルーキーは6人が5カ国からエントリーしている。


インディー・ライツ以下のカテゴリーも
さらに国際色豊かな顔ぶれが!


 今回のサポート・レースインディーライツ、インディー・プロ2000、USF2000、GTアメリカ、マツダMX-5カップ。
 インディー・ライツは6チーム/14台、インディー・プロ2000は7チーム/16台、USF2000は9チーム/19台のエントリーを集めている。インディーカーへと続くこれらのステップ・アップ・カテゴリーにチャレンジする若手ドライヴァーたちも、多くの国々から集まっている。インディー・ライツは8カ国から、その下のカテゴリーも5、6カ国からのエントリーがある。残念ながら、この中に日本人はいない。アジアからのチャレンジャーはインディー・ライツにシンガポール出身者が1人いるだけだ。


佐藤琢磨「新体制でのレースを楽しみにしています」

 今日はプロモーター主催のランチ・イヴェントがあった。セイント・ピーターズバーグのタンパ湾に面した、いかにも伝統のありそうなホテル。創業は1920年代だそう。
 佐藤琢磨も出席。「レースのタイトル・スポンサーはファイアストン。彼らの長年に渡るインディーカーへのサポートに感謝します。セイント・ピーターズバーグは素晴らしいストリート・コースで、開幕戦を行うのにピッタリ。今週末は天気も良いようなので、絶好のコンディション下でのレースとなりそうです。今年の私は新たなチーム、新しいエンジニア、新しいチームメイトとともに戦います。新体制でのレースをとても楽しみにしています」と語った。

 ランチの後にはダウンタウンに移り、今年のクレデンシャルを受け取った。そして、サーキットへ。ツーリングカー系のサポート・レースのマシンが今日からもう走っている。メディア・センターへ行くと、入口でパスをチェックする係りの人はマスクをしていたけれど、ドアにも室内にも”マスク推奨”の張り紙はなく、プロモーターの職員も、来ているメディアもマスクはしていない。
以上


 


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