2012年6月15日金曜日

本日12時30分配信のINDYCARレポート無料メールマガジンはミルウォーキー戦のプレビュー

本日6月15日12:30にジャック・アマノのINDYCARレポートメールマガジン(無料版)を配信します。今回の配信ではジャック・アマノも「インディー500に次いで欠かせないイベント」とおすすめのミルウォーキーのレースプレビューです。名ドライバーがカレンダー落ちの危機から救ったという伝統のトラックでのレース、今週末のレースの前にチェックしておきたいですね。

2012年6月14日木曜日

2012 INDYCAR ニュース:6月13日 緊急速報!中国、青島でのインディーカー・レースがキャンセルに

代替イベントは最終戦フォンタナの後か?
 インディーカーは6月13日、この8月19日に決勝レースを開催予定だった中国、青島市街地コースでのインディーカー・レースをキャンセルすると発表した。
 「中国でのレースが開催され、成功するよう全力を注いだが、レースプロモーターから2012年のイベントのキャンセルを告げられた」とインディーカーCEOのランディー・バーナードはリリースでコメントしている。
 中国のプロモーターは、イベントの開催日時と開催場所を変更することも検討していたようだ。それらについてもインディーカーと彼らは議論を行い、イベントのキャンセルという結論に至った。「この決断は、インディーカーとその出場者がシーズン後半についての計画を立て直すためにも下される必要があった」とするバーナードは、「将来の中国でのレース開催について扉を閉ざすことはしない」とも言っている。
 バーナードは、「青島でのレースの代替イベント開催についても検討を行う」と付け加え、「シーズン後半のレースを開催するプロモーターたちと協力し、新しいイベントの開催が現在のカレンダー及び予定されているイベントに与える影響についての検証に関する報告を行う」とも語っている。シリーズのタイトルスポンサーであるIZODとインディーカーの契約で、最低開催レース数は「16」と規定されていると言われている。今年の最終戦は9月15日決勝のフォンタナとスケジュールされているが、同レースとシリーズの契約には、「最終戦としての開催」という条項はないという。今から青島でのレース開催予定週に代替イベントを押し込むのは不可能だが、フォンタナ以降にレースを追加、となる可能性は十分にあるわけだ。後は、それが果たしてどこのサーキットになるのか、である。イベントのプロモーション、チケットの販売などから考えても、今からのイベント追加はそうそう簡単ではない。
 そこで提案。もう1回テキサス・モーター・スピードウェイ(TMS)で開催してはどうだろう? 先週のレースは実にホットだったから、チャンピオンを決める最終戦に相応しいバトルが秋の開催でも期待できそうだ。テキサスなら9月末や10月でもまだ十分に暖かい。以前にTMSは年に2戦を行っていた実績もあることだし。

2012年6月13日水曜日

2012 INDYCAR レースアナリシス:第7戦テキサス ファイアストン550 ポイントリーダーのウィル・パワーがブロッキングで失ったもの

オーバルを苦手としていたウィルソンがついに優勝!
Photo:INDYCAR\LAT USA
あと少しの冷静さを欠いたパワー
ガナッシ勢不振の大チャンスを生かせず……


 テキサスでは、ロングランで安定していたジャスティン・ウィルソン(デイル・コイン・レーシング)が大逆転優勝を飾った。もうあと2周とちょっと……というところでグレアム・レイホール(チップ・ガナッシ・レーシング)はウォールにヒット。08年以来となるキャリア2勝目を逃した。最後の勝負は、ニューマン・ハース・レーシングに籍を置いたことのある長身ドライバーたちによって繰り広げられていた。
 悔しい思いをしたドライバーはもう一人いた。ウィル・パワー(チーム・ペンスキー)だ。228周のレースが184周目にリスタートとなった後、パワーはチームメイトのライアン・ブリスコーとトップ争いをしていた。そこへトニー・カナーン(KVレーシング・テクノロジー)がうまいことドラフティングを捕まえてアタック。それに自然と反応して、パワーはラインをインへ大きく寄せた。今年はブロッキングのルールがかなり緩和されているけれど、あの動きは「完全アウト」と判定され、パワーはペナルティのピット・ドライブ・スルー。勝利の権利を失った。
 「アレは受け入れられない危険なブロッキング」とレース後のカナーン。パワーも、「トニーの1日を台無しにしてしまった。申し訳ない」と全面的に非を認めた。
 テキサスでのパワーは、スコット・ディクソン(チップ・ガナッシ・レーシング)がクラッシュしていなくなった時点で優勝候補の筆頭に浮上。しかし、あと少しの冷静さを彼は欠いていた。ファイター・タイプのレーサーは、ああいう反応をしてしまいがちだ。パワーは結局8位でゴールした。

痛恨のドライブスルーペナルティを受けたパワー。この一戦が
今後のシリーズタイトルの行方にどんな影響を及ぼすのだろうか?
Photo:INDYCAR\LAT USA
 ペナルティがなければ、パワーは悪くとも4位にはなれていたと思う。ポイント2位のディクソンがリアイア(18位)、ダリオ・フランキッティ(チップ・ガナッシ・レーシング)はラップダウンに陥る珍しいほどのメロメロぶり(14位)。パワーは彼ら二人よりは上位でフィニッシュできたものの、もっともっとシリーズポイントで大きな差を彼らにつけられるチャンスも逃した。優勝ができなかったとしても、3位だったら35点、4位だったら32点が手に入るところだったのに、加算できたのは24点。フランキッティとディクソンが獲得したのは、それぞれ16点と14点だった。

2012 INDYCAR ニュース:テキサスのサポートイベントにラリークロス!

Xゲーム、ナイトロサーカスなどで大人気のトラビス・パストラーナ。
GRC参戦だけでなく、金曜日にはマリオ・アンドレッティのドライブで
インディーカーのタンデム走行も体験!
Photo:INDYCAR/LAT USA
その名もグローバル・ラリークロス・チャンピオンシップ テキサス・モーター・スピードウェイ(TMS)はプロモーターとして頑張っている。今年の新企画はグローバル・ラリークロス・チャンピオンシップ(GRC)。オーバルコースがカクッツカクッと2回緩やかに曲がるグランドスタンド前の部分と、ピットロードを使ってツィスティなロードコースを造ってのロードレース。ジャンプ台が幾つかセットしてあった。「意外なもん持ってくるなー」、「さすがだなー」と思ったら、TMSの親会社(スピードウェイ・モータースポーツInc.=SMI)の方針だった。彼らの所有するシャーロット、ニュー・ハンプシャーでのNASCARイベントでも共催というスケジュール。グローバルって銘打ってるけどアメリカだけでの開催。
 ラリーの知名度は低い。ないに近い。でも、こういうエンターテンメントに仕立てちゃえばアメリカじゃウケる可能性がある。そんなGRCにはフォードが力を入れてて、エースドライバーには元WRCチャンピオンのマーカス・グロンホルムを起用している。当然、彼がシャーロット、テキサスと2連勝(マシンはフォード・フィエスタ)。
 アメリカじゃXゲームって近年かなりの人気で、そこ出身の全国区スター=トラビス・パストラーナがGRCではレッドブルのフルスポンサーでダッジ・ダートを走らせてる。彼はテキサスでの木曜日、巨大ジャンプで飛び過ぎてクルマを壊しちゃった。で、そのいかにもテキサスなジャンプ台は危険過ぎってコトで撤去、コース変更がされた。
 優勝会見でグロンホルムは言っていた。「パストラーナはとても速い。でも、少々壁にぶつかり過ぎだ」と。モトクロス出身、Xゲームのフリースタイル=スタントジャンプで人気を博し、ラリーへ進出して、さらにはNASCARのネイションワイド・シリーズに出ちゃうまでになってるパストラーナ。彼がウケてるのは、アクシデントをまったく恐れないから。自分を信じて100パーセントでプッシュ。チャレンジしてんだな、思いっきり。いつでも。誰かとキャラ被るね。