2014年4月13日日曜日

2014 INDYCARレポート 第2戦 ロング・ビーチ Day2 プラクティス3: ウィル・パワーがトップタイム

2日目をトップタイムでスタートしたパワー Photo:INDYCAR (John Cote)
 2日目、タイヤラバーも乗り、ラップタイムが一気に向上

 プラクティス3は昨日と同じく朝10時にスタート。気温も昨日とほぼ同じ16℃だった。
 45分間のセッションは一度も赤旗で中断されることがなく、各チームとも数回ピットでセッティングを調整を行うことができていた。
 昨日からの走行でタイヤラバーも路面に乗って来ており、涼しい気温がプラスに働いてラップタイムは一気に向上した。最速タイムはウィル・パワー(チーム・ペンスキー)が記録。走行開始から10分も経たないうちに1分8秒台へと突入してトップに立ったパワーは、その後にジャスティン・ウィルソン(デイル・コイン・レーシング)、マイク・コンウェイ(エド・カーペンター・レーシング)にトップを奪われたものの、ピットでのセッティングの微調整を二度行った後、1分8秒2142を出してトップに復活。次のラップでは1分8秒1696をマークし、これがプラクティス3、そして今週末のトップタイムとなった。昨日シモン・パジェノー(シュミット・ピーターソン・ハミルトン・モータースポーツ)が記録したトップタイム=1分9秒1488よりも1秒近くも速いラップだった。

2番手は好調のニューガーデン
プラクティス1トップのヒンチクリフが3番手


 2番手につけたのはジョセフ・ニューガーデン(サラ・フィッシャー・ハートマン・レーシング)。昨日は2セッションでトップ6入りし、今日は1分8秒1718と、パワーに0.0022秒に迫るラップを記録した。
 3番手はジェイムズ・ヒンチクリフ(アンドレッティ・オートスポート)。1分8秒3552が彼のベストだった。
 4番手はセバスチャン・ブルデイ(KVSHレーシング)。昨日2番手だったブルデイは今日も好調を保っている。
 5番手はライアン・ハンター-レイ(アンドレッティ・オートスポート)。タイムは1分8秒5296。
 6番手以下はウィルソン、パジェノー、ファン・パブロ・モントーヤ(チーム・ペンスキー)、ルーキーのジャック・ホウクスワース(BHA/BBM・ウィズ・カーブ・アガジェニアン)は今日も9番手に食らいついており、10番手はコンウェイだった。


一方、苦戦中の強豪ドライバーも
佐藤琢磨も17番手に後退


 エリオ・カストロネベス(チーム・ペンスキー)はトップ10入りを逃す11番手。ターゲット・チップ・ガナッシ・レーシングはスコット・ディクソンが14番手でトニー・カナーンが16番手と苦戦中。サテライト・チームのライアン・ブリスコーが12位でチーム内のべストだった。
 佐藤琢磨(AJ・フォイト・エンタープライゼス)は1分9秒0718がベストと、トップに0.9022秒離されての17番手と昨日とは一転、タイムを出せずに苦しんでいた。レイホール・レターマン・ラニガン・レーシングは昨日と同じく2名揃ってタイムを出せず。昨年のロング・ビーチでは2位フィニッシュしたグレアム・レイホールだったが、今朝の彼は20番手で、ヴェテラン・チームメイトのオリオール・セルビアも19番手だった。マルコ・アンドレッティ(アンドレッティ・オートスポート)も昨日が15番手で、今朝は22番手のブービー賞。セバスチャン・サーヴェドラ(KV/AFSレーシング)が昨日二続いて最下位の23番手だった。

以上

0 件のコメント:

コメントを投稿