2014年6月28日土曜日

「まとまってきている感触があります。今の時点で良いバランスにマシンが達しているっていうのは大変心強いですね」

Photo:INDYCAR (Chris Jones) クリックして拡大
 去年のセットアップをベースにしてました

Jack Amano(以下――):調子の良いセッションだったと見ていいですね?
佐藤琢磨:そうですね。前回のテキサス・モーター・スピードウェイよりは良いよね(笑)。本当に今回は良かったと思います。短いセッションでしたけど、クルマの確認もしながら走って、去年のセットアップをベースにしてました。今年はロング・ビーチだとか、去年とフィーリングが変わっていたところが多かった。それが、デトロイトでソコソコ良いセッティングを見つけることができたと思うので、それに沿ってクルマ作りをして、本当、大きくいじることなく、確認をして走りながらもタイムはソコソコ出ていたって感じでしたね。
――タイヤも1セットだけで、セッション終盤に新品を投入しませんでしたね?
佐藤琢磨:はい。換えてないです。

――それでも好タイムを続けて出してました。
佐藤琢磨:そうでしたね。今の状態でトップ5に入れているというのはすごくいいですね。もちろんトップとはコンマ3秒くらいと、ちょっと差がありますけど、最初のセッションで10何番手でバランスが全然取れてないっていう今年のパターンに比べれば良かったですよね。それに、今日は午後に雨があるかもしれないから、ここで良いバランスにマシンが達しているっていうのは大変心強いです。

――今後、大きくセッティングを変える必要はなさそうですね?
佐藤琢磨:はい。ここからはもう少しずつ、少しずつ良くして行くだけです。もちろんコースも大きく変わりますからね。去年のファステスト・ラップは予選より速かったぐらいですからね。路面が変わって行くことで混乱をしないよう気をつけたいですね。

――走り出しが良いのは、エンジニアリングの強化がうまく行っているということですか?
佐藤琢磨:そうだと思います。すごくまとまって来ている感触があります。そしてクルーたちも少しの休みがあったことでリフレッシュして、クルマもフレッシュだし、気分一新。シーズン後半戦、ここから良い流れにして行きたいと思います。
以上

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