2016年8月1日月曜日

2016 INDYCARレポート 第13戦ホンダ・インディー200 アット・ミッド‐オハイオ Race Day プラクティス・ファイナル:またしても最速はスコット・ディクソン 

プラクティス・ファイナルで佐藤琢磨は14位までポジション・ゲイン Photo:INDYCAR (Chris Jones) クリックして拡大
ディクソン、最速ラップを出すも軽くクラッシュ!
 30分間のプラクティス・ファイナル。天候は晴れ。気温は25℃だったが、昨日までより日差しは強かった。
 このセッションでも走行開始直後はなかなかラップ・タイムが上がって行かず、10分を過ぎて、ようやく1分6秒を切る者が登場=セバスチャン・ブルデイ(KVSHレーシング)。
 もうセッションが終盤に入ってから、スコット・ディクソン(チップ・ガナッシ・レーシング・チームズ)が1分4秒台に突入した。自身の17周目に1分4秒9792をマークしてトップに立った。そして、次のラップは更に速い1分4秒4039。チェッカード・フラッグ直前にS字コーナーの先の右ターンでスピンしてコース・オフ。芝生の上を滑って軽くだがサイドからコンクリート・ウォールにヒットして赤旗を出すオマケつき。そのままセッションは終了となった。



 2番時計は予選は4位だったジョセフ・ニューガーデン(エド・カーペンター・レーシング)=1分4秒6324。ディクソンには0.2285秒と結構な差をつけられていたが……。結局、ディクソンはミッド・オハイオでは確実に速いということ。今日のレースでは11番グリッドからどこまで這い上がって来れるか?
レイホール3位、アレシン5位とホンダ勢トップ5に2人

 3番手はグレアム・レイホール(レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング)の1分4秒9082。ここまでが1分4秒台。4番手はポイント・リーダーでポール・シッターのシモン・パジェノー(チーム・ペンスキー)。5番手はミカイル・アレシン(シュミット・ピーターソン・モータースポーツ)と、プラクティス・ファイナルではホンダ勢がトップ5に2人食い込んだ。

 今回がインディーカー・デビューのRC・エナーソン(デイル・コイン・レーシング)は、プラクティス3回と予選で光るパフォーマンスを見せて来ているが、今朝のプラクティス・ファイナルでも1分5秒3008で7番手につけつ大健闘ぶりを見せた。予選2位、ポイント・ランクも2位のウィル・パワー(チーム・ペンスキー)は11番手。


佐藤琢磨は14位 「レースは3ストップで持っているレッドをすベて投入します」

 佐藤琢磨(AJ・フォイト・エンタープライゼス)は、1分5秒6891のベストをブラック・タイヤで出して14番手だった。
 「スプリングを変えたので、満タンでのライド・ハイト・チェックなど、普段通りのプログラムをこなしました。フィーリングは悪くないのですが、スピードはそんなに変わってない。タイヤはレッドが良いはずなので、レースは3ストップ作戦として持っているレッドを全部を投入して戦います」琢磨は話していた。



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