2016年8月21日日曜日

2016 INDYCARレポート 第14戦 ABCサプライ500 Day1 プラクティス・ファイナル:予選4位だったエリオ・カストロネヴェスが最速

予選でペンスキー勢最上位の4番手だったカストロネヴェスが、ファイナル・プラクティスでトップに! Photo:INDYCAR (Chris Owens) クリックして拡大
2番手にはムニョス、3番手にはパジェノーが
 予選ではホンダのミカイル・アレシン(シュミット・ピーターソン・モータースポーツ)がトップだったが、決勝モードでの練習走行=プラクティス・ファイナルではエリオ・カストロネヴェス(チーム・ペンスキー)が218.824mphで最速だった。彼の予選順位は4位だった。
 プラクティス・ファイナルで2番時計だったのはカルロス・ムニョス(アンドレッティ・オートスポート)=218.043mph。3番手はポイント・リーダーのシモン・パジェノー(チーム・ペンスキー)による217.548mphだった。

ブルディ、ディクソン……実力者予選までの劣勢を続々と挽回!
 予選18位だったセバスチャン・ブルデイ(KVSHレーシング)が4番手で、予選19位だったスコット・ディクソン(チップ・ガナッシ・レーシング・チームズ)も5番手と、実力派が決勝モードでは上位に復活。その一方で、 初ポールのアレシンは7番手と、辛うじてトップ・グループに食らいつい行っている状況。予選2位だったジョセフ・ニューガーデン(エド・カーペンター・レーシング)は12番手で、予選3位だった佐藤琢磨(AJ・フォイト・レーシング)は14番手と、彼ら2人はトラフィックと決勝用セッティングにまだ改善の余地がある様子だった。

予選は良かったが……と語る琢磨「明日は大丈夫!」

 「予選は良かったのに、決勝用セッティングではまたプラクティス1回目の順位に戻ってしまった……」と琢磨。「全力でやってるんですけどね。ダウンフォースを着け過ぎたからではなかったんですよ。着けて行かなかったのにストレートでのスピードがなぜか伸びなかったし、ダウンフォースが少ない分、コーナーではマシンが安定しておらず、高いスピードを保っていられなかった。明日に向けてはセットアップの調整が必要ですね。去年もダウンフォースが少ない状態でスタートして、徐々に着けて行くことで良い走りが出来ていたし、大丈夫と思います」とも琢磨は話していた。
以上

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