2020年6月24日水曜日

2020 INDYCARニュース 6月24日:GMRグラン・プリへのスポット参戦情報


GMRグラン・プリにスペンサー・ピゴット、セイジ・カラムがスポット参戦
 
ピゴットはMI-JACKカラーのマシンでの参戦となる クリックして拡大
 エド・カーペンター・レーシングからリリースされてレギュラー・シートを失ったスペンサー・ピゴット(カリフォルニア州出身/26歳)だが、シトローン/ビュール・オートスポート/ホンダからGMRグラン・プリに出場する。このチームのオペレーションは彼が2016年にインディーカー・デビューを果たしたレイホール・レターマン・ラニガン・レーシングが担当。つまりは佐藤琢磨、グレアム・レイホールのチームメイトとしての参戦になる。 
 ピゴットはGMRグラン・プリ以外にもインディー500など2020年の数戦に出場する計画だが、パンデミックの影響で、どのレースで走るのかが未だ決まっていない。74日決勝のGMRグラン・プリでのピゴットは、マイ・ジャックとシールド・クレンザーズがスポンサーの白・赤・黄色のカー・ナンバー45に乗る。インディアナポリス・モーター・スピードウェイのロードコースでの彼は、2019年に自身のベスト・フィニッシュとなる5位を記録している。

久々のインディーカー参戦となるカラム 
Photo:Dryer Reibold Racing クリックして拡大
セイジ・カラムは2015年以来の常設ロードコース

 ドレイヤー&レインボールド・レーシングは、GMRグラン・プリに、若手ドライバーのセイジ・カラム(ペンシルヴェニア州出身/25歳)をエントリーさせる。カー・ナンバーは24。スポンサーはウィックス・フィルターズで、エンジンはシボレーだ。
 DRRにとってロードレース出場は201355日のブラジル・サン・パウロ・ストリート以来。当時のドライバーはオリオール・セルヴィアで、結果は4位入賞だった。
 
メインスポンサーのウィックス・フィルターズは自動車や重機のエアフィルター・メーカーだ Photo:Dreyer Reibold Racing クリックして拡大
 インディー500以外への出場が2013年以来となるDRRは、この冬にフロリダ州セブリングでエアロスクリーン装着マシンのテストを行う必要があり、カラムがドライビングを担当。しかし、元インディー・ライツ・チャンピオンがインディーカーのロードレースに出場するのは、実に2015年以来と超・久しぶり。昨年カーリンからトロントでのストリート・レースに出場したが、22台が走ったレースで予選21位、決勝21位と振るわなかった。
以上

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