2020年9月25日金曜日

2020 INDYCAR ニュース 9月24日:ハーヴェストGP=ダブルへダーに複数のスポット参戦あり

 インディアナポリス・ロードコースは今シーズン3レース開催!
カラム、ブルデイ、カストロネヴェスが出場


 6月にシリーズ第2戦を開催したインディアナポリス・モーター・スピードウェイ(IMS)のロードコースで、来週末=10月あたまにシリーズ第12、13戦がハーヴェスト・グラン・プリ/プレゼンテッド by GMRとして開催される。harvest は”収穫”という意味だ。秋の開催なので。

 最初は1レースだけの計画だったハーヴェストGPだが、ポートランドとラグナ・セカがキャンセルになったため、ミッド・オハイオともどもダブルへダーになった。ということで、このコースは2020年シーズンに3レースを開催する唯一のコースとなる。

 そのハーヴェストGPにスポット参戦するのが、
1. セイジ・カラム(ドレイヤー&レインボールド・レーシング=DRR)
2. セバスチャン・ブルデイ(AJ・フォイト・エンタープライゼス)
3. エリオ・カストロネヴェス(アロウ・マクラーレンSP)

 逆に、これまで出場して来ていて、ハーヴェストGPで走らないのがザック・ヴィーチ(アンドレッティ・オートスポート=AA)だ。



ブルディ、2021年AJ・フォイトからフル出場

 ブルデイは2021年シーズンにフォイトからフル・エントリーする契約を結び、今年の残り3レースで来年のための土台作りを行なう。もともと彼はセント・ピーターズバーグ(3月にキャンセルされた)に出場する計画だった。ルーキーのダルトン・ケレットは14号車ではなく、41号車での出場に変わる。4号車のチャーリー・キンボールもいるので、フォイトはインディー500同様に3カー体制だ。

カストロネヴェスはアスキューの代役として出場

 カストロネヴェスは、体調不良で出場が認められなくなったオリヴァー・アスキューの代役。ミッド・オハイオのレース後に脳震盪の症状が見られたアスキューは、ハーヴェストGPへの出場をシリーズに止められたのだ。ルーキー・シーズンながら表彰台にも上っているアスキュー、セント・ピーターズバーグには出場できるといいのだが……。

カラムはニュースポンサー獲得
AA、来季に向け新ドライバーを模索中


 カラムは6月のGMR GPに出場していたので、2020年用マシンのIMSロードコースでのデータもある。そこへ新スポンサー獲得がなって出場が可能となった。フル・シーズン出場復活を目指しているDRRとしては、ここを足掛かりに、2021年は更に出場レース数を増やしたいところだ。

 AAは来シーズンに向け、ヴィーチを降ろし別のドライヴァーを試す意向だが、それが誰になるのかは未だ発表していない。最もリーズナブルな候補は、ジェイムズ・ヒンチクリフだ。ヴィーチが連れて来てくれた大型スポンサーのゲインブリッジが今シーズン限りで去ることになっても、ヒンチクリフのインディー500などへの出場を支えた新進企業のジェネシスが新たなスポンサーとしてチームを支えてくれれば……という期待がマイケル・アンドレッティにはあるだろう。「走るならホンダ・チームで……」というスポンサー事情もあるヒンチとすれば、AAはベスト・チョイスでもあるし。
以上

1 件のコメント:

  1. スポット参戦とは言えエリオが、帰って来るのは嬉しいですね

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