2021年4月8日木曜日

2021ジャック・アマノのINDYCARレポート 佐藤琢磨インタビュー:「今年はインディー500を狙う!」

 「いよいよオープンテスト!
それもインディーというのが気持ちいい」


ジャック・アマノ(以下――)お久しぶりです。佐藤選手はいつからアメリカに来てるんでしょう?

佐藤琢磨:1月の中旬です。セブリングでのテストの1週間前に来ました。インディーカーの行うフィジカルのテストとかを受けるためにも、その頃に来なければならなかったんです。

――3月初旬だった開幕が1ヵ月以上遅れ、レースのない時間が長くなっていますが、いよいよ明日、合同テストが行われますね。

佐藤琢磨:そうですね。ここまでも何度かプライヴェイト・テストをやって来ましたけれども、いよいよオープン・テスト、しかもインディアナポリス・モーター・スピードウェイでっていうのが気持ちがいいですね。ちょっと天気が心配ですけど、木、金曜のスケジュールが金、土曜に変わっての2日間の走行になるかもしれません。来週のバーバー・モータースポーツ・パークでの開幕を控えて、ここインディーで一度走れるっていうのは、流れとしてはいいことです。

――4月初旬というタイミングでインディアナポリスのオーヴァルを2日も走れるのは大きいですよね?

佐藤琢磨:はい。春のうちにもう1回テストがあるのかな? ないのかな?

――これをやったら、もう本番までテストはないでしょう。

佐藤琢磨:ないのか。でも、去年はインディー500の週にいきなり走ったので、その前に今回のように一度走れるのはチームとしてはすごく大きいと思います。去年の僕らは、去年のマシン・パッケージで強かったし、本当はそのままで良かったんですけど、エアロのルールも去年から大分変わりましたから、走行時間が皆に与られれば与られるほど、みんなパフォーマンスは同じようなレヴェルになって来ると思います。僕らにとっては、ライヴァル勢に多くの走行時間が与られることで、正直、厳しいチャレンジになると考えられます。それでも、冬の間に自分たちのチームも色々とクルマを速くするためにやって来たアイディアがあるので、それを明日、明後日のテストで見極める、あるいはテスト・プログラムをスタートできるっていうのはいいですね。

2021年4月5日月曜日

2021 ジャック・アマノのインディーカー・レポート 4月4日:ドラマティック・カムバック

 ジョーダン・スピース、3年半ぶりの優勝

 今日は4月4日。イースター・サンデイ。
 テキサス州サン・アントニオで行なわれていたトーナメントでアメリカ人ゴルファーのジョーダン・スピーズが自身の12勝目を挙げた。彼の11勝目は2017年の全英オープン(メイジャー)だったから、超の字のつく久しぶりの優勝だ。
 

Photo:Masahiko Amano クリックして拡大


23歳の若さでメイジャー3勝目を記録したスピースだったが、その後にスランプに陥った。低迷ぶりは深刻で、もう一度世界のトップ・レヴェルに返り咲くのは難しいかも……との声も聞かれていた。実は彼、公表していなかったが、負傷を抱えて本領を発揮できすにいたのだった。

2021年3月31日水曜日

2021 INDYCARレポート 3月31日:3月のニュース その2

コペンハーゲンカラーを彷彿とさせる精悍なブラックのカラースキームにイメージチェンジ Photo:AJ Foyt Enterprises クリックして拡大

 AJ・フォイト・エンタープライゼスに新スポンサー

 長年スポンサーを務めていたABCはチームを離れましたが、AJ・フォイト・エンタープライゼス、新スポンサー獲得がなりました。資金持ち込みのカナディアン・ルーキー=ダルトン・ケレットは、予想されていたより高いパフォーマンスを発揮してるんじゃないでしょうか? エースにセバスチャン・ブルデイを起用、マシンはキッチリ仕上がっているので、経験の少ないドライヴァーでも走り易い状況が作って貰えてるんだと思います。
 カー・ナンバー14のメイン・スポンサーになるのは、ROCKiT。グローバル・マーケティング・パートナーの会社。ちょっと業種がハッキリしないんですけど、ちゃんとスポンサー料を払ってくれればノー・プロブレムです。真っ黒なマシンに白くてどデカいロゴ、というデザインもかなり良いです。

2021年3月19日金曜日

2021 INDYCARレポート 3月18日:シーズン開幕まで1ヶ月、インディー500決勝まで75日を切りました

開幕戦を含むシーズン全5戦で琢磨車のメインスポンサーとなることになったシールド・クレンザーズ。カラースキームは御覧の赤/白ベースに クリックして拡大

  いよいよ2021年NTTインディーカー・シリーズ開幕まで1ヶ月となりました。そして、佐藤琢磨(レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング)の2連覇=3勝目がなるか注目されるインディアナポリス500マイルの決勝日まで75日を切りました。どうやら今年のインディー500ははマンス・オヴ・メイに開催されることとなりそうです。では、今月の話題を幾つか……。

開幕戦じゃなくなったセイント・ピーターズバーグに観客動員許可

 4月23~25日のファイアストン・グラン・プリ・オヴ・セイント・ピーターズバーグに対して、フロリダ州のセイント・ピーターズバーグ市が観客を入れてのイヴェント開催に許可を出しました。市街地、公園、空港を利用したサーキットに1日あたり最大20,000人が入場されることとなりました。
 もちろん、イヴェント会場ではエントラントからファンまで、全員がサーキット入場時の検温を義務付けられ、マスクの常時着用や約1.8メートルのソーシャル・ディスタンシング保持が求められます。会場内には多くの洗面所や手の消毒ステーションが設置されるということです。
 プロモーター、そしてシリーズ主催者であるインディーカーの狙い通り、3月の時点で出ていなかった観客を入れる許可が、スケジュール変更を行ったことで下りました。無事にイヴェントが行われ、レースもエキサイティングなものになることが期待されます。