2011年5月1日日曜日

2011 INDYCAR 佐藤琢磨コメント22:R4サンパウロ Day1プラクティス2「マシンの感触はよかっただけにタイムが出ないのがちょっと不思議」

第4戦 イタイパバ・サンパウロ・インディ300
Round 4 Itaipava Sao Paulo Indy 300
Streets of Sao Paulo

ストリート・オブ・サン・パオロ
ブラジル サン・パウロ州
全長:2.536マイル(=約4.081km)×75周
コースタイプ:ストリート

Day1 4月30日
プラクティス2  1分24秒8441 18番手 25周

天候:快晴
気温:27℃
路面温度:44〜45℃
Photo:INDYCAR(Daniel Incandela)

 プラクティス2回目に向け、セッティングに調整を加えてきた佐藤琢磨とKVレーシング・テクノロジー・ロータスだったが、結果は18番手と逆に順位を下げてしまった。しかし、このセッションの前半にはトップタイムをマークしており、そのタイミングで走っていたトップコンテンダーたちを上回る仕上がりを見せていた。3セット目のタイヤを投入して、タイム短縮を目指した琢磨だったが、最後のセットはアタックできたラップ数も少なく、順位が落ちて行く一方となった。
 今の状態では予選の第1ラウンド突破は難しい。しかし、3台の走行データを総合し、琢磨は予選用セッティングを向上させてくることが期待される。レッドタイヤ装着でのマシンセッティング、タイヤのパフォーマンス予測、路面のコンディション予測が重要だ。

Jack AMANO(以下——)マシンは良くなりましたか?

佐藤琢磨:良くなったと思ったんですけどね、最後に路面が良くなってからの伸びがイマイチでしたね。

——最後に新しいタイヤを投入する、そのタイミングが遅かったのでラップタイムが出せなかった、ということだったんじゃないんですか?

佐藤琢磨:いや、タイミングの問題だけじゃなかった。だからデータをしっかり見たいですね。マシンから得られていた感触は良かったので、ラップタイムがついてきてないのがちょっと不思議なぐらいなんです。

——今回のレッドタイヤはセント・ピータースバーグで使ったものですから、データはあるということですよね?

佐藤琢磨:でも、路面が全然違うので、その点に関してのフィルターをかけなきゃいけないから、まったく心配ないってことはないです。

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