2011年5月2日月曜日

2011 INDYCAR レポート R4 サンパウロ Race Day 速報その2 “雨のため2度のレッドフラッグ。佐藤琢磨3番手でレースは明日再スタート”

Photo:INDYCAR(Daniel Incandela)

 INDYCARシリーズ第4戦サンパウロ決勝は、雨のため14周を消化したところで2度目のレッドフラッグが提示され、明日、現地時間5月2日の午前9時5分にレースの残りを再スタートすることになった。

 スタート前30分から雨が降り始め、ウエットレースとなった決勝は、スタートしてほどなく左-右と続くターン1でエリオ・カストロネベス(チーム・ペンスキー)、シモーナ・デ・シルベストロ(HVMレーシング)、ダニカ・パトリック(アンドレッティ・オートスポート)、そしてダニカのマシンにトニー・カナーン(KVレーシング・テクノロジー)のマルチクラッシュが発生。さらに9周目にもビトール・メイラ(AJフォイト・レーシング)のクラッシュが発生したため、レース続行不可能な状態と判断され、レースは昨年に引き続いてレッドフラッグで中断されてしまう。

 しかし、今年の天候はなかなか回復せず、雨脚が弱まってからも完全に上がることなくパラパラと降り続いたため、レースの中断時間は長引き、ようやく4時過ぎに再スタートとなった。中断時間は実に2時間23分であった。

 ようやく再スタートはしたものの、ウォータースクリーンは依然激しく、その上ペースカーラップ中に不調となるマシンが何台か出るに至り、5周したところでまたしてもレッドフラッグが出て、マシンはぽピットに誘導された。

 佐藤琢磨は、4番手で再スタートを迎えたが、前を行くマイク・コンウェイ(アンドレッティ・オートスポート)がペースカーラップ中にマシン不調でストップしたために3位に浮上して2度目のレッドフラッグを受けた。

 レースの残りの部分は、5月2日午後9時5分に再スタートされることになった。

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