2011年10月2日日曜日

2011 INDYCAR 佐藤琢磨コメント89 第16戦 ケンタッキー インディ 300 Day1 プラクティス2 「かなり路面温度が低く、風も出てきているので車が不安定になって来ていますが、プログラムの進捗状況としてはステップ・バイ・ステップで悪くはないと思います」

Photo:Naoki Shigenobu
第16戦 ケンタッキー インディ 300
2011 IZOD INDYCAR SERIES R16 Kentucky Indy 300
ケンタッキー・スピードウェイ
ケンタッキー州スパータ
コースタイプ:スーパースピードウェイ
全長:1.5マイル(=約3.218km)×200周
Day1  プラクティス2 :9位 24秒3784 (平均速度218.554mph=約351.653km/h) 48周走行

変わらぬ寒さの中でスピードアップには成功

 プラクティス2回目もトップタイムはスコット・ディクソン(チップ・ガナッシ・レーシング)。佐藤琢磨(KVレーシング・テクノロジー・ロータス)は9番手。プラクティス1よりもスピードを伸ばすことに成功している。このセッションも寒さは変わらず。予選は夕方の6時からの開催。気温の低下が心配される。琢磨は12番手。チームメイトはEJ・ビソが10番手で、トニー・カナーンは14番手……と互いに接近しているのでドライバー同士の情報交換は難しそうな状況だ。

Jack Amano(以下――):プラクティス2回目、プログラムの進行具合はどうですか?

佐藤琢磨:まぁ、ステップ・バイ・ステップですけど、悪くはないですね。

――予選も本当に難しいコンディションとなりそうですが?

佐藤琢磨:かなり路面温度が低いのと、風も出て来てるので、ちょっとクルマが不安定になって来てますけど。でもまぁ……予選はどうでしょうねぇ? 今、完全な予選トリムってできなかったので、ちょっと予選までそれがお預けなんですけど、多分、もうちょっとスピードアップできると思います。

――バンプが大きくなっている、ピットのイン・アウトのレイアウトが変わっている……の他に、何か去年と違う印象のところはありますか?

佐藤琢磨:いや、そんなにない……っていうか、去年は……。

――レースは早く終わっちゃいましたが……。

佐藤琢磨:でも、予選もここは最悪だったから。一番悪かったので、そこからは脱出したいですね。

――それは行けそうなんですよね?

佐藤琢磨:うん、それは大丈夫だと思う。

――最後はウィッカーの変更をやってましたたが?

佐藤琢磨:あそこからは、もうドラッグはちょっとしか減らない。でもダウンフォースはすごく失うので、空力効率は悪いんですけど、今、もう外せるものは外して行かないと……っていう状態なので、予選はもうちょっと、ハーフステップぐらい行けるのかな? それでも大丈夫だと思います。

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