2012年7月21日土曜日

2012 INDYCAR 佐藤琢磨コメント 55:R11エドモントン プラクティス1「マシンの初期セッティングは目立った問題ってところがない。ないって言うか、ソコソコちゃんとした範囲内に収まってるのに、意外とタイムが伸びてない。優先順位としては次のプラクティス。それが終わってから、予選をどう戦うかは考える」

 昨年ポールポジションを獲得している佐藤琢磨(レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング)だけに、エドモントンでの走行初日はどうなるか? 楽しみにしていた。
 20〜21℃と涼しい中で行われたプラクティス1、トップタイムを記録したのはシモン・パジェノー(シュミット・ハミルトン・モータースポーツ)=1分16秒5391だった。25周を走ったうちの25周目に記録されたタイムだったから、2セット目のタイヤ投入があってのことと見て間違いないだろう。
 琢磨は20周を走り、そのうちの10周目に自己ベストとなる1分17秒6276をマークした。25台出走中の14番手にランクされるタイムだった。一気にスタート・ダッシュとは行かなかったが、どんなセッションだったんだろうか?

Jack AMANO(以下——)エドモントンのコース、去年と比べてどうですか?


佐藤琢磨:コースは変わらないです。

——デコボコぶりとかも?

佐藤琢磨:変わらない。あー、メインストレートがちょっとラフになった気がするかな? でも、クルマの違いもあるのでね。

——去年とはシャシーが変わっているので、印象も違うワケですね?

佐藤琢磨:はい。コーナー自体とか、ブレーキング……そうですね、ターン3入り口部分のアンジュレーションとかは去年よりちょっと大きくなってる気もするけど、そんなには変わんないかな?

——第1セッションでは20周を走りましたが、チームの持ち込んだセッティングはどうでしたか?

佐藤琢磨:うーん……乗った感じはそんなに悪くないと思ったんですけど、相対的にラップタイムを見ると凄く離されてるんで、「アレ?」って感じですね。

——自分では走ってみて良い感じなのにってコトですか?

佐藤琢磨:いや、良いって言うか、そんなに悪くないのに、ですね。表立ってクリアにここが問題ってところがない。ないって言うか、ソコソコちゃんとした範囲内に収まってるのに、意外とタイムが伸びてないですね。

——午後にもう1時間プラクティスがあります。それもドライのまま行けそうです。

佐藤琢磨:とりあえず今走って、初期状態のデータから、クルマがどういう状況かっていうのを把握することが必要ですね。

——予選は明日で、天気予報は雨ですが。ドライとウエットのどっちが希望とか、ありますか?

佐藤琢磨:もし予報の通りのコンディションになるのであれば、今日のドライのコンディションで良いクルマを、決勝に向けて作っておかないといけないですよね。明日に関しては、そんなにま今のところは問題視していないと言うか、今の優先順位としては次のプラクティスセッションですね。それが終わってから、明日の予選をどう戦うかは考えます。

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