2012年7月22日日曜日

2012 INDYCAR インサイド情報&ニュース:R11 エドモントン Race Day・オーバーテイク20%増量中。パッシングが期待できるコースでプッシュtoパスが120秒も、のナゼ?

プッシュtoパスが120秒に一挙増量

 エドモントンではプッシュtoパスが120秒も使えることに。トロントは100秒だったから、20パーセント増しとの大サービスだ。「もう、ジャカスカ抜いちゃってチョーダイ!」ってコトなんだね、インディーカーとしては。なんだか安売りっぽく感じなくもない。長いストレート2本あるし、そんなに心配しなくてもオーバーテイクはバッチリ見られると思うんだけど。

 ファンとしては、「誰がいつプッシュtoパスを使ってる、あとどれぐらい使用時間が残ってるのかを知りたい」って希望があると思う。そして、現状では誰が何秒使ってる=何秒残ってるかも、使っているタイミングもテレビ、観客席のいずれでもほとんどわからない。
 実は、ピットロードやプレスルームにいても、プッシュtoパスの使用状況を全車分把握するなんて、ほぼできないんです。去年はライブ・タイム・モニターに表示をトライしてたけど、これがうまく行かない時もあって……。今年からコスワース・エンジニアリングがテレメトリー・システムの能力を拡大して、送れる情報の量が大幅アップしたって聞いてるけど、プッシュtoパスの情報ぐらいリアル・タイムで流せないのかな? どうなってんだろ?
 もっとも、「何でもかんでも情報公開っていうのも」、ね。私は無線傍受をしない主義。走りとか、わかりにくい面もできる限り注視して、速いドライバーと遅いドライバーの間にどんな差があるのか、なんかを見つけようとトライする。この目論見が成功しないケースも多いけれど、やっぱりレース観戦には想像力、推理力なども動員した方が楽しいでしょ。
 そこで、提案。イエローが出た時は毎回とか、残り周回数が10周を迎えた時とか、全員の使用状況を明らかにするタイミングをあらかじめ決定しとくってのはどうだろか? 発表のタイミングをあらかじめ知らされてれば、その時に「さてさて、どーなっとるかな?」と見て、そこからの展開を想像できたりもするから。

0 件のコメント:

コメントを投稿