2013年8月25日日曜日

2013 INDYCARレポート 第15戦ソノマ Day2 プラクティス3:2日目最初の走行でダリオ・フランキッティがトップに!佐藤琢磨はタイムを縮めるも順位は18番手

Photo:INDYCAR (Chris Owens)
ゴープロ・グランプリ・オブ・ソノマ
8月24日 Day2 プラクティス3
天候:快晴
気温:21~22℃


フランキッティ、合同テストでのベストラップタイムを更新

 予選日を迎えたソノマ・レースウェイは、今日も快晴と低めの気温、そして南の海側からの風というコンディションだった。
 45分間のセッションで最速ラップをマークしたのはダリオ・フランキッティ(ターゲット・チップ・ガナッシ・レーシング)。昨日、チームメイトのスコット・ディクソン(ターゲット・チップ・ガナッシ・レーシング)が記録したベストは1分18秒3145だったが、それより0.2157秒も速い1分18秒0998を叩き出した。プラクティス2での彼は終盤に2セット目のタイヤを投入せずに7番手に着けていた。フランキッティはマシンの仕上がりの良さを予選直前のセッションで示したわけだ。
 水曜日の合同テストでトップだったがフランキッティ。水曜のベストは1分18秒2945だったが、プラクティス3でそれを上回り、今週最速のラップをマークした。
 フランキッティは今朝のセッションで9ラップをしたのみだった。そして、ベストはその1ラップ目に記録されていた。



ブルディ、今週末初めて三強の一角を崩す3番手
 

 2番手につけたのはライアン・ハンター-レイ(アンドレッティ・オートスポート)=1分18秒3542。昨日のプラクティス1からトップ、4番手、2番手と常に上位に着けており、予選、決勝ともに強さを発揮するであろう好調さを見せ続けている。

 3番手にはセバスチャン・ブルデイ(ドラゴン・レーシング)が1分18秒5513のベストで食い込んで来た。今週末の3回目のセッションにして、ペンスキー、ガナッシ、アンドレッティ以外のチームから初めてトップ3入りするドライバーが現れた。トロントからの好調ぶりはソノマでも維持されているということのようだ。


ペンスキー勢は14番手と15番手に

 4番手はディクソン=1分18秒5643で、5番手はジャスティン・ウィルソン(デイル・コイン・レーシング)=1分18秒5695。そして、6番手はエリオ・カストロネベス(チーム・ペンスキー)=1分18秒6593だった。
 以下は、昨日のプラクティス1で4番手につけていたマルコ・アンドレッティ(アンドレッティ・オートスポート)が7番手、第14戦ミッド・オハイオでキャリア初優勝を飾ったばかりのチャーリー・キンボール(チップ・ガナッシ・レーシング)が8番手。昨日のプラクティス2で6番手に着けたグレアム・レイホール(レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング)がプラクティス3でも9番手と奮闘。10番手は女性ドライバーのシモーナ・デ・シルベストロ(KVレーシング・テクノロジー)だった。

 昨年度ウィナーのライアン・ブリスコー(パンサー・レーシング)は14番手、2010、2011年ウィナーのウィル・パワー(チーム・ペンスキー)は15番手だった。

 佐藤琢磨(AJ・フォイト・エンタープライゼス)は12周を走行。2回のピット・インでセッティングを変更し、セッション終盤に1分19秒0982(11周目を記録した。昨日の自己ベスト=1分19秒3989 から0.3007秒も縮めたが、順位は18番手だった。プラクティス3セッションの総合で見ると19番手。まだ苦しい状況から抜け出せていない。

以上

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