2014年7月6日日曜日

2014 INDYCARレポート 第11戦ポコノ Day1 プラクティス2:ウィル・パワーが最速!佐藤琢磨は7番手につける

Photo:INDYCAR (Bret Kelley) クリックして拡大
佐藤琢磨、プラクティス2でこの日初の222mph台をマーク
 気温は21℃まで上昇。太陽は出続けているので、路面温度も46℃まで上がってプラクティス2は始まった。朝のセッションの開始時点と比べると、路面は16度も上がっていた。
 午後のペース・セッターは佐藤琢磨(AJ・フォイト・エンタープライゼス)だった。プラクティス1で使ったタイヤで4周走った後にニュー・タイヤに交換、コース・インして2周目には221mph台をマーク、3周目に222.215mphを出してトップに立った。今日最初の222mph台が琢磨だった。
 このラップは暫くの間トップにあり続けた。琢磨は細かなサスペンション変更などを施し、決勝に向けた走りを続けていた。そして、219~220mph台でのコンスタントな周回を実現していた。


Photo:INDYCAR (Bret Kelley)
ウィル・パワー、223mph台に突入!ムニョスも続く
 セッション半ばにルーキーのジャック・ホウクスワース(BHA/BBM・ウィズ・カーブ・アガジェニアン)が180度スピンしてセイファー・バリアにクラッシュ。このフル・コース・コーションが明けた後、ウィル・パワー(チーム・ペンスキー)が222.475mphで琢磨を上回り、トップに。そして、その次のラップにパワーは223.348mphまでスピード・アップ。セッション・トップを決定づけた。223mph台は彼が初めてとなった。

 チェッカード・フラッグの振られた最後のラップでルーキーのカルロス・ムニョス(アンドレッティ・オートスポート)が223mph台を出す2番目のドライバーになった。彼のベストは223.007mphで、このセッションでの2番手になった。
 3、4、5、6番手もそれぞれのドライバーがチェッカーの後に自己ベストを更新して決まった。3番手は222.528mphを出したトニー・カナーン(ターゲット・チップ・ガナッシ・レーシング)で、4番手は222.317mphのグレアム・レイホール(レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング)。5番手は222.297mphのエリオ・カストロネヴェス(チーム・ペンスキー)で、6番手はルーキーのミカイル・アレシン(シュミット・ピーターソン・モータースポーツ)の222.218mphだった。

 セッションの大半でトップにいた琢磨は、最終的に7番手となった。ベストは7周目に出した222.215mphだった。


好調なカナーンと対照的に苦戦する昨年のウイナー、ディクソン
 午前中はアンドレッティ・オートスポートが目立っていたが、午後の彼らはムニョスこそ2番手につけたものの、マルコ・アンドレッティが10番手、ジェイムズ・ヒンチクリフが11番手で、22台中で唯一午前中の自己ベストを更新できなかったライアン・ハンター-レイは、午後の14番手だった。

 午前中がトップで、午後が3番手。総合でも3番手と最も好調と映っているのはカナーン。琢磨も午前5番手、午後7番手で総号7番手と上々の滑り出しだ。
 逆に、デイル・コイン・レーシングは2人揃って20番手以下と苦戦中。ジョセフ・ニューガーデン(サラ・フィッシャー・ハートマン・レーシング)も午前が13番手、午後が18番手とスピードが伸び悩んでいる。昨年度ポコノ・ウィナーのスコット・ディクソン(ターゲット・チップ・ガナッシ・レーシング)も午前中が11番手だったが、午後になって17番手へダウン。チームメイトと対照的なプラクティスとなっていた。
 インディー500でPPを獲得し、テキサスでは優勝しているエド・カーペンター(エド・カーペンター・レーシング)が、プラクティスでは不発だった。220.819mphで午後は12番手。2セッション合計で61周も走りながら、総合でも13番手と完全に中団に埋もれている。
 「223mphは単独じゃ絶対無理。自分たちは最後に予選シミュレーションを行ったけれど、タイヤにミスがあったりで、あまり良くはなかった。でも、うまく行けばフロント・ロウも狙えるぐらい良い位置にいると感じています」と琢磨は話していた。

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