2016年3月14日月曜日

2016 INDYCARレポート R1 セント・ピータースバーグ Race Day:ウィル・パワーが開幕戦決勝出場を断念

走行データをチェックするセルヴィア。ついに決勝でも12号車のステアリングをゆだねられることに Photo:INDYCAR (Joe Skibinski)
パワー、体調回復せず決勝レースもセルヴィアが12号車に
 決勝日の午前10時50分、昨日の予選でポール・ポジションを獲得したウィル・パワーは、体調不良のために今日の決勝に出場しない、とチーム・ペンスキーが発表を行った。
 12号車は代役のオリオール・セルヴィアが走らせる。こうしたケースに備え、チームは今朝のファイナル・プラクティスでヴェテラン・スペイン人ドライヴァーを走らせていた。僅かに20周を走っただけでの決勝出場となるが致し方ない。彼は最後尾22番グリッドからスタートを切る。

PPスタートはパジェノーに! 

 パワーが欠場することで、ポール・ポジションは予選2位だったシモン・パジェノー(チーム・ペンスキー)のものに変わる。フロント・ロー外側グリッドに着くのは、予選3位だったエリオ・カストロネヴェス(チーム・ペンスキー)。

フランキッティがセルヴィアを自撮りで応援!? Photo:INDYCAR (Joe Skibinski)

 他のドライバーたちもひとつずつグリッドが繰り上がる。イン側からスタートするはずだった者はアウト側から、アウト側グリッドだった者はイン側に変わる。この事実がどんな影響をスタートに与えることになるのか……楽しみだ。

 開幕戦でのポール・ポジション獲得という、二度目のチャンピオンシップ獲得に向けて最高のスタートを切ったかに見えたパワーだったが、一転して大きなハンディを負うこととなってしまった。
以上

1 件のコメント:

  1. ポール・シッターが体調不良で決勝を欠場したケースは過去にもあるのでしょうか?

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