2016年4月25日月曜日

2016 INDYCARレポート R4 ホンダ・インディー・グランプリ・オヴ・アラバマ RaceDay ファイナル・プラクティス:PP獲得のパジェノーがトップタイム! レイホールが2番手に

天候:快晴
気温:24℃
路面温度:36~40℃

二度のレッドフラッグで走行時間は寸断

 30分のプラクティス・ファイナル、カルロス・ムニョス(アンドレッティ・オートスポート)のマシンがトラブルでコース上で立ち往生=レッカー車で除去されたのと、ミカイル・アレシン(シュミット・ピーターソン・モータースポーツ)がスピンしてピットへのアクセス・ロードに反対向きにストップ……と二度のレッド・フラッグが出され、5分の延長がされたものの、寸断された22分間の走行となった。


レイホール、決勝に向けて パフォーマンス上々

 トップ・タイムをマークしたのは、ポール・シッターのシモン・パジェノー(チーム・ペンスキー)……と、何やらシリーズの流れは今や完全に彼のもの? タイムは1分8秒0125。
 2番手はホンダのエンジン&エアロキットを使うグレアム・レイホール(レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング)。昨日の予選で6番手に食い込み、ホンダ勢最上位グリッドを手に入れている彼は、自ら語っていた通りに決勝用セッティングでも上々のパフォーマンスを見せた。
 3番手はスコット・ディクソン(チップ・ガナッシ・レーシング・チームズ)=1分8秒1824で、4番手はウィル・パワー(チーム・ペンスキー)=1分8秒4848。そして、5番手はセバスチャン・ブルデイ(KVSHレーシング)=1分8秒5136と、予選上位のシボレー勢・有力どころがキッチリ上位に並んでいた。

明暗を分けたAJフォイトの2台

 この後ろの6番手は、一度赤旗を出すスピンを喫したアレシンだった。1分8秒5764は、チームメイトのジェイムズ・ヒンチクリフより上位で、ホンダ勢で2番手につける奮闘ぶりとなった。
 不振から抜け出すキッカケを何か見つけたのか、マルコ・アンドレッティ(アンドレッティ・オートスポート)が1分8秒5791をマークして7番手。
 ジャック・ホウクスワース(AJ・フォイト・エンタープライゼス)は、1分8秒6120を記録して8番手。金曜が2番手、土曜の予選が14番手、そして今朝が8番手と浮き沈みは激しいが、決勝を前にスピードを取り戻しつつある印象だった。

 しかし、“Jホウク”のチームメイト=佐藤琢磨(AJ・フォイト・エンタープライゼス)は、ユーズド・ブラック・タイヤのみで16周を走ったが、15周目の1分9秒1484がベストで、ポジションは18番手と芳しくなかった。チームメイトが8番手につけているのが救いとなるか?
 
 昨年度ウィナーのジョセフ・ニューガーデン(エド・カーペンター・レーシング)は、昨日の予選では3位だったが、今朝は18周と充分なラップ数をこなしながら21台中の20番手となる1分9秒3192と振るわないタイムしか出せなかった。
以上

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