2021年4月28日水曜日

2021 INDYCAR ジャック・アマノのインディーな一日 4月28日:フロリダからテキサスへのんびり移動中

 月曜日、フロリダの州都タラハッシーに移動

 フロリダ州タンパを月曜の午前11時頃に出発。適当に休みながら4時間ほど走って、タラハッシー(Tallahassee)に着いた。インディーカーのスケジュール、ちょっと過酷過ぎ。3週連続で4レース。しかも最後がダブルへダー。インディアナリスからアラバマ州バーミンガム、フロリダ州タンパと走って行った私は、テキサスまでも走って、それが終わったらインディアナポリスまでまた走るプランを立てたが、ちょっと後悔している。全部で3,450マイルの行程なんで。
 タラハッシーって実はフロリダ州の州都。オーランドウとかマイアミの方がずっと大きな都市だけれど、フロリダの歴史は半島じゃなく、”パンハンドル(鍋の把手)と呼ばれる大陸部分で始まったということらしい。



プラス10マイルでインターステートを淡々と西進

 火曜日も午前11時頃のスタートで、インターステイト10を淡々と西へ進んだ。ほぼずっと制限速度が70マイルで、プラス10に届かないぐらいのスピードで走っていて気付いた。”なんだか燃費が悪くないか?”と。ニッサン・ローグのエンジンが悪いって話じゃなく、私の乗り方に問題がアリと気付いた。インディアナポリス出てから何日経って気づいてるんだって話。所謂スピードの出し過ぎ。警察に捕まらないスピードを保ってはいるものの、80マイル付近で走ると65マイルとかで走るよりも燃料を食う。これは日本車もアメ車、ドイツ車も同じだ、経験から言うと。

アラバマ州を経てミシシッピ州へ
オーシャンスプリングという街に宿泊

 フロリダ州の西の端のペンサコーラ・ビーチ(Pensacola
Beach)でエメラルド・グリーンの海と白い砂をエンジョイ……というのも考えたけれど、スルー。アラバマ州の海辺の街モービルでもフリーウェイを降りず。ミシシッピ(MIssissippi)州へと入った。この旅では文字の重なるスペリングの地名が多い。
 ディープ・サウスは滅多に来ないエリアなので、今回は敢えてオーシャン・スプリングスなんて洒落た名前の街に泊まることにした。でも、億劫なので海を見に行くことはしない。なんか勿体無い気もするけど、チラッと見たら海に繋がる橋が通行止めになってたってこともあって。

まだ尾を引いているマスク着用問題
ワクチン余りなのに2回目の接種を受けない人も

 ミシシッピ州は中部時間なので、出発した時のフロリダより1時間遅い。少し早めの到着となったけれど、部屋に入れて貰えた。
 テレビをつけると、FOXの人気番組ホストの過激発言が話題になっていた。エキセントリックなことを言えば言うほどトランプ支持者はウケる。彼の発言とは、「外で子供にマスクをつけさせている親を見たら警察を呼ぼう。子供にマスクは虐待だ。やめさせよう。誰か来るまで呼び続けよう」というもの。なぜそこまでマスクを憎むのか、意味不明。子供に感染させたくない親の行為を虐待と受け取るなんて! 最近、マスク装着の強制はアメリカ憲法が認める個人の自由を侵している……ってアンソニー・ファウチ医師(トランプに抵抗し続けてた、メガネをかけた小柄な医師。日本でも有名?)に食ってかかってる国会議員もいた。滑稽を通り越して哀れですらある。
 そんなだから、ファイザーなど2回の摂取が必要なワクチン、せっかく1回目を打ったのに2回目の接種に現れず、完全にワクチンが効果を発する状態(Fully Vaccinated)になるチャンスを逸している人たちが8パーセントもいるって話。”忘れてしまった”、”面倒臭い”、”1回でも大丈夫じゃね?”といった事情らしい。世界中でワクチンが不足しているのにアメリカには余っていて、コロナで57万人以上が亡くなった国なのに、ワクチン生産国ならではの貴重な機会を完全に無駄にしている。とても残念な話だ。
以上

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