2021年6月13日日曜日

2021 INDYCARレポート R7 シヴォレー・デトロイト・グランプリ Race1 RaceDay1 予選:デトロイト/レース1のポールポジションはパト・オーワード

ファスト12で一気にタイムアップを果たしたオーワードが今季2回目のPP獲得 Photo:INDYCAR(Matt Fraver)クリックして拡大

オーワード、今シーズン7戦目にして2度目のPP獲得

 ヴェテランたちのアドヴァンテージは走行2日目に消えてしまった……というより、才能溢れる若手ドライヴァーの吸収力と順応性の高さが発揮され、デトロイトでのレース1の予選では22歳、フル・シーズン・エントリーは今年が2年目のパト・オーワード(アロウ・マクラーレンSP)がポール・ポジションを獲得した。バーバー・モータースポーツ・パークで行なわれた今シーズンの開幕戦でインディーカーでの初PPを獲得したオーワードは、シーズン7戦目にしてキャリア2回目のPPを手にし、スコット・ディクソンと今シーズンのPP獲得回数=2で並んだ。ただし、ディクソンの第4戦テキサス/レース2でのPPはポイント・スタンディング・トップだったことで与えられたもの。予選を戦ってのPP2回はオーワードが初となった。


今回の予選方式は新採用の2段階
オーワードはファスト12で大きく躍進


 今年のデトロイト・ダブルヘダーでは予選方式が新しくされた。ロードコース/ストリート・コースでの予選は3段階で、トップ6がPPを争わって来たが、今回はそれを2段階に減らし、12人がPP争奪戦を繰り広げた。明日のレース2用予選も同方式で行われる。

 プラクティスで奇数順位だったドライバーがグループ1、偶数順位がグループ2というルールは変わらず、2グループの上位6人が次の予選セグメントに進む点も変わらない。オーワードはグループ1で走り、1分16秒8406で4番手だった。トップだったアレクサンダー・ロッシ(アンドレッティ・オートスポート)との間には1秒近い差があった。しかし、重要なトップ12による予選では1分15秒5776まで大きくタイムを短縮して見せた。ロッシはファイアストン・ファスト12でも115秒6584のベストを記録したが、オーワードに0.0808秒及ばなかった。
 「このコースでは、”絶対にタイヤがグリップしてくれる”と信じてアタックするしかない。アタックしていない時にはグリップが感じられない。だから、思い切って行くしかない」とオーワードは語った。
 予選3、4位はロマイン・グロジャン(デイル・コイン・レーシング・ウィズRWR)とエド・ジョーンズ(デイル・コイン・レーシング・ウィズ・ヴァッサー・サリヴァン)。コインの2人が2列目からスタートする権利を手にした。


2日目となってヴェテラン勢は一転苦戦

 予選5、6位はジョセフ・ニューガーデン(チーム・ペンスキー)とコルトン・ハータ(アンドレッティ・オートスポート)。昨日最速だったウィル・パワー(チーム・ペンスキー)は7位に終わり、スコット・ディクソン(チップ・ガナッシ・レーシング)は予選11位と、こちらも苦戦している。ポイント・リーダーのアレックス・パロウ(チップ・ガナッシ・レーシング)はQ1のグループ1で敗退し予選結果は21位となった。彼にはインディー500でカーブ・デイと決勝の間にエンジン交換したことによる6グリッド降格のペナルティがあるため、最後尾25番手からのスタートとなる。

佐藤琢磨はQ1で敗退し16番手。RLL勢全員Q2に進めず
「レッドでタイムを詰めることができませんでした」


 佐藤琢磨(レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング)もQ1で敗退。予選結果は16位。RLLは3人全員がQ2に進めない大苦戦。
 「ブラックでの走り始めは悪くはなかった。レッドでタイムを詰めることができなかった。トップ・グループはすごいタイムを出している。3台で色々やって来たが、そこまでのスピードを自分たちが獲得できていない点が気にかかる。ブラックがレースでは主体となるだろうから、ブラックでの走りが悪くなかった点はよかった」と琢磨は話していた。
以上


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