2013年10月5日土曜日

2013 INDYCAR レースプレビュー 第17戦、第18戦ヒューストン その3:ヒューストンでのダークホースは?

パジェノー3勝目の可能性

 白・淡いブルー・黒の77号車にヒューストンでは注目! シモン・パジェノー(シュミット・ピーターソン・モータースポーツ)だ。デトロイトのレース#2で初優勝し、9月アタマのボルティモアで2勝目。去年はルーキーでランキング5位に食い込んで世間を驚かせたシモンが、今シーズンはそこから更にステップアップしてランキング3位に現在つけている。タイトルは難しいかもしれないが、ヒューストンでの活躍如何ではランキング2位も可能というポジションにいる。今週末はダブルヘッダーだし、シモンがジェイムズ・ヒンチクリフ(アンドレッティ・オートスポート)とスコット・ディクソン(ターゲット・チップ・ガナッシ・レーシング)に並ぶ3勝目を挙げる可能性は十分にある。

2013年10月4日金曜日

2013 INDYCARレースプレビュー 第17戦、18戦ヒューストン プレビューその2:タイトル争いは大詰め! エリオ・カストロネベスの逃げ切りか、スコット・ディクソンの大逆転か

ダブルヘッダーの見どころはずばりタイトル争い

 今週のみどころといえば、やはりエリオ・カストロネベス(チーム・ペンスキー)が初タイトルにどこまで近づくかだろう。1998年からインディーカーで走って来ている大ベテランは、今年は信じられないほどの安定したパフォーマンスをシーズンを通して見せ続けてきており、シリーズ・チャンピオンの座に手を届かせようとしている。ポイント2位につけるスコット・ディクソン(ターゲット・チップ・ガナッシ・レーシング)との差は49点。このまま逃げ切る可能性が高いとの見方がされている。ポイント3位はシモン・パジェノー(シュミット・ピーターソン・モータースポーツ)。エリオとの差は70点もあり、デビュー2シーズン目のドライバーとしては目覚しいものだが、チャンピオン争いはエリオ対ディクシー、ペンスキー対ガナッシに絞り込まれていると見ていいだろう。

2013 INDYCAR レースプレビュー:第17戦、18戦 ヒューストン その1:2007年チャンプカー時代以来のリライアントパークでの開催

シェル&ペンゾイル・グランプリ・オブ・ヒューストン
 テキサス州でのインディーカー・レースといえば、近頃はダラス&フォート・ワース・エリアのテキサス・モーター・スピードウェイだったが、今年からテキサス最大、アメリカ全土でも4番目の規模を誇る大都市、ヒューストンでストリート・レースが開催されることになった。タイトルスポンサーにはシェルとペンゾイルがついた。さすがはテキサスだ。
 ヒューストンでのレースといえば、CART時代にダウンタウンでのレースが行われていた(1998、1999、2000年)。IRLが設立されてオープンホイールが二分されてからも、チャンプカーは2006、2007年にリライアント・パークでレースを行っていた。しかし、2008年にチャンプカーがインディーカーに併合され、レース開催はストップ。それが今年復活した。


チャンプカー時代はブルデイが2連勝

 2007年までのウィナーを振り返ると、チャンプカーによる2回のレースはどちらもセバスチャン・ブルデイ(ニューマン・ハース・レーシング、及びニューマン・ハース・ラニガン・レーシング)が勝っている。ポールポジションは2006年がマリオ・ドミンゲス(フォーサイス・レーシング)で、2007年はウィル・パワー(チーム・オーストラリア)だった。
 CART時代(注1)に遡ると、
 
2001年がジル・ド・フェラン(チーム・ペンスキー)、2000年はジミー・バッサー(ターゲット・チップ・ガナッシ・レーシング)が優勝。1999年はポール・トレイシー(チーム・グリーン)、1998年はダリオ・フランキッティ(チーム・グリーン)が勝利を記録している。こちらもポール・シッターを紹介すると、2001年と2000年がジル・ド・フェラン(チーム・ペンスキー)、1999年がファン・パブロ・モントーヤ(ターゲット・チップ・ガナッシ・レーシング)、1998年がグレッグ・ムーア(フォーサイス・レーシング)だった。


1周1.683マイルの今回のコースの走行経験あるドライバーは6人

 リライアント・パークでのチャンプカー・レースを走った経験を持ち、今週末のレースに出場するのは、上記のブルデイ(ドラゴン・レーシング)とパワー(チーム・ペンスキー)の他にもジャスティン・ウィルソン(デイル・コイン・レーシング)、オリオール・セルビア(パンサー・レーシング)、グレアム・レイホール(レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング)、シモン・パジェノー(シュミット・ピーターソン・モータースポーツ)がいる。当時とでは乗るマシンが異なるが、ほぼ同じレイアウトでのコースということで、「走行経験有り」はそれなりのアドバンテージとなるはず。ウィナーはこの中から産まれるか??

注1:CART時代の1998年~2001年は、1周1.527マイルのヒューストンダウンタウンの特設ストリートコース。

以上

2013 INDYCARレポート 佐藤琢磨 第17戦、18戦ヒューストンダブルヘッダーに向けて

佐藤琢磨にQ
ヒューストン編 (AJ・フォイト・エンタープライゼスのプレス・リリースより)

初のヒューストン!サーキットにも期待!!

――ザ・リアイアント・パーク・サーキットについて。
佐藤琢磨:5月のメディア・イベントでリライアント・パークに行きましたが、コースがどのようなものになるのかをチェックすることはできませんでした。コースは今週、つまりはレース・ウィークエンドだけに設営されるものなので。とても大きな公園で、過去にレース開催を成功させた実績を持っているということですから、きっとサーキットも良いものなのだろうと期待しています。