第96回インディアナポリス500
インディアナ州インディアナポリス
インディアナポリス・モーター・スピードウェイ
1周2.5マイル(=約4.023㎞)×200周
5月25日 カーブデイ
ファイナルプラクティス 4位 221.078mph(=約355.715㎞/h) 43周走行
決勝用エンジンでホンダ勢ジャンプアップ
2012年5月26日土曜日
2012 INDYCAR レポート:5月25日 カーブデイ 最終プラクティス最速はチップ・ガナッシ・レーシング。ホンダ・エンジン搭載で1、2位独占! 佐藤琢磨(レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング)も4位につける
一夜にして変わった?シボレー優位
予選でポールポジションからの6ポジション=2列目までを独占し、ファスト9=フロントローからグリッド3列目まで=に8台を送り込んだシボレー。予選での彼らのツインターボV6は、シングルターボのホンダV6にパワーで大きく差をつけていた。
木曜日までのプラクティスでは、シボレーとホンダはほぼ互角に見えていたが、金曜日に予選用ブーストで走り出すや差が明らかに。そして不思議なことに、予選後のプラクティスでは差が元に戻らず、決勝モードでもシボレー優位へと変わっていた。今年はシボレーの圧勝か? そう考えてもおかしくない状況だった。
ガレージでは、「シボレーは手の内を明かさない戦い方をしていたんだろう」との分析が聞かれていた。そんな戦い方が果たして可能なのか? フルパワーを出さずにマシンセッティングを進めるなんてことが……。ロード&ストリートコースでの開幕4戦でパワーアドバンテージを確信し、それをインディーではギリギリまで隠しておく作戦に出たということなのか?
ホンダの新エンジンが好感触であることは事実
今日はレース前に行われる最後のプラクティス。そして、レース用エンジンを搭載しての走行だ。ここで戦況はさらに明らかになるはず。そう考えつつ迎えたセッション……果たしてその結果は?? 意外やシボレーの優位が消えたかのようだった。ホンダ勢が1、2、4位をゲット。もちろん、まだトップ9で見ればシボレー5台vsホンダ4台とシェビーの優勢が保たれているが、状況がまた変わったことは確か。ホンダ勢の不利が小さくなった。 トップはダリオ・フランキッティの222.360mph(=約357.777㎞/h)で、2番手はスコット・ディクソンの222.274mph(=約357.639㎞/h)とチップ・ガナッシ・レーシングのターゲットコンビが1、2位で、3番手はマルコ・アンドレッティ(アンドレッティ・オートスポート)の221.702mph(=約356.718㎞/h)だったが、4番手には佐藤琢磨(レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング)が221.078mph(=約355.715㎞/h)でつけた。そして、トップ5入りした最後の一人は、ポールシッターのライアン・ブリスコー(チーム・ペンスキー)だった。彼のベストスピードは221.025mph(=約355.629㎞/h)。これよりやや低いスピードがレースペースに成るということだろう。 シボレーの優位はどこに消えたのか? 彼らはまた能力を隠す作戦を使っていた? そんなはずはない。パワーアドバンテージを武器として、彼らはウィング・セッティングを立て気味にしていたのかもしれない。その可能性はある。となると、決勝では彼らの方がトラフィック内でのバトルでは有利なのか?
フランキッティは、「今日のマシンはとても良かった。良いセットアップを僕らは手にしたということだろう」と語り、「それにしても、このエンジンが予選で使えていたら良かったのに」と続けた。ホンダのレース用の新エンジンは性能が上がっているらしい。
それでもまだシボレー有利の予想は覆せない。しかし、パワーアドバンテージだけで勝てるほどインディー500は単純じゃない。それもまた事実だ。
予選でポールポジションからの6ポジション=2列目までを独占し、ファスト9=フロントローからグリッド3列目まで=に8台を送り込んだシボレー。予選での彼らのツインターボV6は、シングルターボのホンダV6にパワーで大きく差をつけていた。
木曜日までのプラクティスでは、シボレーとホンダはほぼ互角に見えていたが、金曜日に予選用ブーストで走り出すや差が明らかに。そして不思議なことに、予選後のプラクティスでは差が元に戻らず、決勝モードでもシボレー優位へと変わっていた。今年はシボレーの圧勝か? そう考えてもおかしくない状況だった。
ガレージでは、「シボレーは手の内を明かさない戦い方をしていたんだろう」との分析が聞かれていた。そんな戦い方が果たして可能なのか? フルパワーを出さずにマシンセッティングを進めるなんてことが……。ロード&ストリートコースでの開幕4戦でパワーアドバンテージを確信し、それをインディーではギリギリまで隠しておく作戦に出たということなのか?
ホンダの新エンジンが好感触であることは事実
今日はレース前に行われる最後のプラクティス。そして、レース用エンジンを搭載しての走行だ。ここで戦況はさらに明らかになるはず。そう考えつつ迎えたセッション……果たしてその結果は?? 意外やシボレーの優位が消えたかのようだった。ホンダ勢が1、2、4位をゲット。もちろん、まだトップ9で見ればシボレー5台vsホンダ4台とシェビーの優勢が保たれているが、状況がまた変わったことは確か。ホンダ勢の不利が小さくなった。 トップはダリオ・フランキッティの222.360mph(=約357.777㎞/h)で、2番手はスコット・ディクソンの222.274mph(=約357.639㎞/h)とチップ・ガナッシ・レーシングのターゲットコンビが1、2位で、3番手はマルコ・アンドレッティ(アンドレッティ・オートスポート)の221.702mph(=約356.718㎞/h)だったが、4番手には佐藤琢磨(レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング)が221.078mph(=約355.715㎞/h)でつけた。そして、トップ5入りした最後の一人は、ポールシッターのライアン・ブリスコー(チーム・ペンスキー)だった。彼のベストスピードは221.025mph(=約355.629㎞/h)。これよりやや低いスピードがレースペースに成るということだろう。 シボレーの優位はどこに消えたのか? 彼らはまた能力を隠す作戦を使っていた? そんなはずはない。パワーアドバンテージを武器として、彼らはウィング・セッティングを立て気味にしていたのかもしれない。その可能性はある。となると、決勝では彼らの方がトラフィック内でのバトルでは有利なのか?
フランキッティは、「今日のマシンはとても良かった。良いセットアップを僕らは手にしたということだろう」と語り、「それにしても、このエンジンが予選で使えていたら良かったのに」と続けた。ホンダのレース用の新エンジンは性能が上がっているらしい。
それでもまだシボレー有利の予想は覆せない。しかし、パワーアドバンテージだけで勝てるほどインディー500は単純じゃない。それもまた事実だ。
2012 INDYCAR 佐藤琢磨コメント28:5月24日 「カーブデイは今年はしっかりと1時間走りたいです」
半日単位ではリラックスすることができた数日間でした
Jack Amano(以下――):予選終了から、少しはリラックスした時間を過ごせましたか?
佐藤琢磨:はい。メディアツアーに出かけたり、色々なイベントに出席したりがありましたから、完全な休日っていうのはなかったんですけど、半日単位でリラックスすることができた数日間でした。久しぶりにワークアウトして体を動かしたりとか、久しぶりに8時間ぐらい寝たりとか。
Jack Amano(以下――):予選終了から、少しはリラックスした時間を過ごせましたか?
佐藤琢磨:はい。メディアツアーに出かけたり、色々なイベントに出席したりがありましたから、完全な休日っていうのはなかったんですけど、半日単位でリラックスすることができた数日間でした。久しぶりにワークアウトして体を動かしたりとか、久しぶりに8時間ぐらい寝たりとか。
2012年5月25日金曜日
2012 INDYCAR スペシャルインタビュー:ジャン・アレジ「私がインディー500に挑戦する理由」
F1時代に参戦を禁じられたインディー500
あの時なぜ禁じられたのか、その理由が今やっとわかりました
Jack Amano(以下――):インディー500参戦に至った経緯を教えてください。
ジャン・アレジ:それを説明するために、少し前の話からさせてください。私はF1で走っていました。ヨーロッパでレースをしていたんです。当時から、アメリカのレースといえばインディー500でした。私は子供の頃からレースをしていて、インディー500は毎年見ていました。そして、私がフェラーリで走っていた91年、ついにインディアナポリスに来ることになりました。その時に私は、チームマネジャーに「インディー500に出場したい」と申し出たんです。彼は笑って、「それはダメだ」と言いました。ダメだと言われるとやって見たくなるものですよね? 私はなぜダメなのかを考えました。そして今、私は彼があの時に言った言葉の意味がようやくわかりました。自分で実際に走ってみて。
インディアナポリス・モーター・スピードウェイがどんなものなのか、それはヨーロッパの人々には想像することすらできませんよ。テレビで見ているだけでは、絶対にわかりません。それはファンだけでなく、F1ドライバーであっても同じだと思います。このコースを走ることの難しさは、グランプリに数多く出場した人々でさえ想像することもできないでしょう。
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あの時なぜ禁じられたのか、その理由が今やっとわかりました
Jack Amano(以下――):インディー500参戦に至った経緯を教えてください。
ジャン・アレジ:それを説明するために、少し前の話からさせてください。私はF1で走っていました。ヨーロッパでレースをしていたんです。当時から、アメリカのレースといえばインディー500でした。私は子供の頃からレースをしていて、インディー500は毎年見ていました。そして、私がフェラーリで走っていた91年、ついにインディアナポリスに来ることになりました。その時に私は、チームマネジャーに「インディー500に出場したい」と申し出たんです。彼は笑って、「それはダメだ」と言いました。ダメだと言われるとやって見たくなるものですよね? 私はなぜダメなのかを考えました。そして今、私は彼があの時に言った言葉の意味がようやくわかりました。自分で実際に走ってみて。
インディアナポリス・モーター・スピードウェイがどんなものなのか、それはヨーロッパの人々には想像することすらできませんよ。テレビで見ているだけでは、絶対にわかりません。それはファンだけでなく、F1ドライバーであっても同じだと思います。このコースを走ることの難しさは、グランプリに数多く出場した人々でさえ想像することもできないでしょう。
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