2011年5月28日土曜日

2011 INDYCARインサイド情報&ニュース R5 インディ500 Curb Day "2012年、チップ・ガナッシ・レーシングがホンダとエンジン供給契約を締結!”

両者の契約期間は複数年の模様

「エンジン・メーカー同士の戦いが始まる来シーズン、ホンダとHPDはチップ・ガナッシ・レーシングがエントリーするすべてのマシンにエンジンを供給する」との発表が今日、カーブデイのプラクティスが始まる前にホンダと、チップ・ガナッシ・レーシングの双方からなされた。

 両者は複数年の契約を結んだというが、それが何年間なのかは不明。ガナッシはホンダのアンカーチームとなる。エンジンは総排気量2.2リッターのV6ツインターボだ。
「2012に明けるエキサイティングなインディカー新時代に、チップ・ガナッシ・レーシングのような素晴らしいチームとパートナーになれることに興奮を覚える」とHPD社長のエリック・バークマンはコメントを発表した。「チップ・ガナッシ・レーシングは、ホンダが1996年に初めてのCARTインディカー・ワールド・シリーズでのタイトルを獲得した時、一緒に戦ってくれていたチームだ。彼らのドライバーだったジミー・バッサーは、ホンダの最初のチャンピオンだ。以来、ガナッシと我々は多くの勝利を飾り、タイトルを獲得した。2012年からのインディカー・シリーズでも、あの時と同じ成功を再現する計画だ」。

8月には走行テスト開始の運びに

 ホンダの新しいインディカー用エンジンは、カリフォルニア州サンタ・クラリータのHPDで設計され、すでに開発がスタートされている。走行テスト開始は8月を予定している。チップ・ガナッシ・レーシングはホンダのアンカーチームとして、レーシングコースでのテストも担当する。
「今日のこの発表を行なえることを喜んでいる」とチップ・ガナッシ。「我々はホンダとともに多くの成功を手にしてきた。現在も続いている関係が、さらに長く続くことの持つ意味は大きい。ホンダは必要不可欠なパートナー。彼らとのさらに新たな成功へと繋がって行くことを期待している」。
 ホンダのエンジンはカリフォルニア製だが、シボレーのエンジンはイルモア・エンジニアリングがイギリスで設計、製作される。アメリカン・ブランドなのに……。

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