2013年6月4日火曜日

2013 INDYCAR ニュース 6月4日:ライアン・ブリスコーは何戦に出場可能なのか? 気になるパンサーとブリスコーの今後

ダブルヘッダー初戦、パンサーでの初レースで2位となったブリスコー Photo:;INDYCAR(John Cote)
今週末はル・マンのテストデイ
ALMSとインディーカーの掛け持ち参戦はどこまで可能?


 パンサー・レーシングと契約したライアン・ブリスコーだけれど、今年はアメリカン・ル・マン・シリーズ(ALMS)に出場中のレベル5モータースポーツとフルシーズン契約をしており、そちらを放り出すワケには行かない。

 ル・マン24時間も出場する計画のレベル5。ALMSを優先する場合、ブリスコーが走れるインディーカーのレースはかなり限られる。第8戦テキサスの週末はル・マンのテスト・デイで、第10戦アイオワの週末にはル・マンのレース本番が行われる。第11戦ポコノの週末はコネチカット州もライムロック・パークでのレースとバッティングしていて、第16戦ボルティモアの週末はALMSのレースが土曜日に同じコースで行われる。さらに、第17戦と18戦ヒューストンでのダブルへダーも、バージニアでのALMS戦とぶつかってる。そして、フォンタナでの最終戦=第19戦までもがロード・アトランタでのプチ・ル・マンと同じ週末という次第だ。
 ポコノのレースは予選だけ誰かに任せて……というアイディアも検討されているという。他のレースでもパンサーの基本コンセプトは、「できる限りの努力をしてブリスコーを1戦でも多くレースで走らせる」というものになる。来シーズン以降も見据えてのことだろう。
 では、ブリスコーの走れないレース、あるいは予選では誰が4号車に乗るのだろうか? 候補に挙がっているのはパンサーと提携しているチームでデトロイトからレースに出場しなくなっているパンサーDRRのオリオール・セルヴィア、インディーで手堅いパフォーマンスを見せ続けてきているタウンゼント・ベルら。バーンズは彼ら以外にも多くのドライバーと交渉を行っているということなので、誰にチャンスが与えられるのかを楽しみにしたい。

以上

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