2014年5月16日金曜日

ジャック・アマノのINDYCARレポート メールマガジン・プレミアム:インディー500 プラクティス5日目:寒い一日、シボレー勢がトップ4独占!佐藤琢磨、エンジンの規定マイレッジを消化し自己ベスト更新!!

プラクティス5でカストロネベスが227mph台に突入 Photo:INDYCAR (Chris Jones)
第98回インディー500 5月15日 プラクティス5
天候:曇り
気温:10~12℃

33台がすべて走行!今年もフルグリッドが埋まることに

 昨晩から今朝にかけての雨により、プラクティス・スタートは正午ではなく、午後12時45分になった。しかし、その後は雨による中断が一切なく、夕方4時過ぎには晴れ間も少し覗くコンディションでインディーカー群による走行が重ねられた。


バディ・ラジアもこの日から走行開始
  寒い1日とはなっていたが、今日は33台のマシンが走行した。スポット参戦のショート・プログラム組(エンジン1基だけの供給)、まだ走っていなかったタウンゼント・ベルとジェイムズ・デイビソン(ともにKVレーシング・テクノロジー)、そして1996年ウィナーのバディ・ラジア(ラジア・パートナーズ・レーシング)が走行を始めた。夕方の走行修了間近になってから、ドクターからの走行許可の降りたジェイムズ・ヒンチクリフ(アンドレッティ・オートスポート)がピットにレーシング・スーツを着て現れたが、結局彼は今年初めてのスピードウェイ走行を今日は始めずに終わった。
 33号車はチームメイトのセバスチャン・ブルデイが先に走らせてセッティングを確認し、デイビソンの手に委ねられた。彼はそのマシンでルーキー・オリエンテーション・プログラムを行い、全行程を終了。予選出場資格を獲得した。



ヒンチクリフも元気な姿を見せた Photo:INDYCAR(Mihe Harding) 
 昨日大きなアクシデントを起こしたルーキーのジャック・ホウクスワース(BHA/BBM・ウィズ・カーブ・アガジェニアン)も、マシンの修復がようやく終わり、最後の最後で1周だけは走ることができた。ベル、ラジア、デイビソンが予定通りに今日登場したことにより、今年もフルグリッドを埋める33台がとりあえず揃った。
終了間際にカストロネヴェスが227mph台をマーク!

 今日の最速はエリオ・カストロネヴェス(チーム・ペンスキー)。気温が低く、昨日より風が弱い、昨日以上にスピードを出し易いコンディションで、走行時間終了間際になっって227.166mphが記録された。昨日のトップは226mph台だったが、今日はそれがまた一段アップし、227mphに到達した。
 2番手はエド・カーペンター(エド・カーペンター・レーシング)。去年のポール・シッターが226.247mphを、やはり走行修了間近に出した。昨日はチームメイトのJR・ヒルデブランドが2番手につけるスピードを出していた。エド・カーペンター・レーシングは2年連続のポール・ポジション獲得に向け意欲満々だ。
 そして、3番手はウィル・パワー(チーム・ペンスキー)の225.899mphで、4番手はスポット参戦で今日走り出したばかりのタウンゼント・ベル(KVレーシング・テクノロジー)の225.484mphだった。今日はシボレー軍団がトップ4を独占した。
 5番手、そしてホンダ勢のトップはライアン・ハンター-レイ(アンドレッティ・オートスポート)の225.340mphだった。


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